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遺恨 鬼役 四 光文社時代小説文庫
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遺恨 鬼役 四 光文社時代小説文庫

坂岡真【著】

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遺恨 鬼役 四 光文社時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/07/12
JAN 9784334764425

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2018/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

橘右近から、呼び出された主人公 矢背蔵之介は、橘の管理する目安箱が盗まれたのを取り戻せ!と、命じられる。 その目安箱は、仙台藩の伊達家に関わりがある。 目安箱の中には、勇魚(いなさ)神社雄神官が、 廻船問屋の「鯨屋」の悪事を訴えたものが入っている。 神官も、仙台藩に忍び込んだお庭番も暗殺されていたのだ。 それは、龍涎香と言う抹香鯨の腸内から取れる香料で、それを蔵人介が、見つけ出し、鯨屋を脅かして、悪の元を見つけ出すのだが、、、反対に、しびれ薬の塗った矢が、肩に刺さり、気を失ってしまう、、、、 どうなることやら、、、途中で、本をやめる事が、出来なくなってしまった。 そして、磯貝新兵衛が、後継ぎの新吾が、いびり殺され、その妻は、その事を不審に思って、自らを差し出して、騙されてしまっていたことを聞かされた。 そして、その敵を討つために、蔵人介の義母志乃へ頼るのである。 幸恵の弓競べにも、ハラハラドキドキと、読んでしまった。 しかし、報復が、、、、、 礒貝老人の死。 目安箱の訴えへの百姓たちの訴状でも、江戸にやって来たものは、打ち首になると、、、 お多福面の潮田藤左衛門も、イジメられて、職を無くして、悪の用心棒、、犬の身分になってしまっていた。 最後には、蔵人介の刀の露となってしまった。 何か、人が良くて、悪い事を「悪い」間違いだ!と、言った者たちが、消されて行くのには、、、少し寂しい感じがした。 しかし、志乃と幸恵の豪快な弓競べなどの活躍が、この本の中で、良かったと、思う。

Posted by ブクログ

2014/05/27

鬼役第4巻。 ラストが今まで以上に切なかった。 凧が空に消えていくところとか特に。 不正を暴くために色んな手を尽くすのが今回の大筋だけど こんないい人が暗殺をやるはずない!と思ってたけど やっぱり…というオチ。 それにしても、女性達の活躍がよく目立った。 結局妻と養母には頭が上が...

鬼役第4巻。 ラストが今まで以上に切なかった。 凧が空に消えていくところとか特に。 不正を暴くために色んな手を尽くすのが今回の大筋だけど こんないい人が暗殺をやるはずない!と思ってたけど やっぱり…というオチ。 それにしても、女性達の活躍がよく目立った。 結局妻と養母には頭が上がらない… 妻の幸恵は弓の免許皆伝の腕前。 弓競べに参加して度肝を抜く勝負強さ。 そして毎度のことだけど 養母、志乃さんは本当に強いなぁと。 家宝の国綱を操るところもそうだけど、今回は仇討ち。 凄まじい女性達だわ… 小説だけど…

Posted by ブクログ