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ヘンリ8世の迷宮 イギリスのルネサンス君主
定価 ¥2,860
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 昭和堂 |
発売年月日 | 2012/06/01 |
JAN | 9784812212288 |
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ヘンリ8世の迷宮
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
こざき亜衣先生の「セシルの女王」にはまり、副読本的に読み始めた本書。名君エリザベス1世の父とは?6人の妃とのエピソードがクローズアップされがちなヘンリ8世をルネサンス君主としても検証、評価しているところやアン•ブーリンへのラブレターなど人間ヘンリ8世が見られて良かった
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一般向け入門書だが、ヘンリ8世の治世とその影響について、人物、内政、外交、死(ヘンリの墓の構想(資金不足で実現せず)まで詳細に紹介されている)、後世のイメージまでバランスよくまとめられている。当時のアイルランド情勢など、全く知らなかったので、面白かった。 6人の妻、トマス・モアと...
一般向け入門書だが、ヘンリ8世の治世とその影響について、人物、内政、外交、死(ヘンリの墓の構想(資金不足で実現せず)まで詳細に紹介されている)、後世のイメージまでバランスよくまとめられている。当時のアイルランド情勢など、全く知らなかったので、面白かった。 6人の妻、トマス・モアとの激突、Tudors(後世イメージにはこれは含まれていなかった)だけではないヘンリ8世。「名君」か「暴君」か評価が定まらないというが、どちらの面もあるのは全く不思議なことではないのでは。
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ヘンリ!ヘンリ!ヘンリ! いい加減なのか、真面目なのか。 偉大な王なのか、横暴な王なのか。 ロンドン塔で、ハンプトンコートで、いろいろな場所でエピソードを目にするヘンリ8世。 恰幅よくちょびヒゲを生やした強烈な印象の肖像画に、長身でスマートで各国語をあやつり、武術、音楽にも秀でた...
ヘンリ!ヘンリ!ヘンリ! いい加減なのか、真面目なのか。 偉大な王なのか、横暴な王なのか。 ロンドン塔で、ハンプトンコートで、いろいろな場所でエピソードを目にするヘンリ8世。 恰幅よくちょびヒゲを生やした強烈な印象の肖像画に、長身でスマートで各国語をあやつり、武術、音楽にも秀でた美男子というエピソード。 何人も奥さんを変えたのに、最初のキャサリン王妃とは30年近く寄り添い、何人もの子どもをもった。 2人目の王妃、アン・ブーリン、ひどい罪を着せて処刑したけれど、彼女に送っていた繊細で愛情溢れるラブレターの数々。 ローマ教皇と決別して、英国国教会の礎となったのに、極めてカトリック的な信仰。 跡継ぎの男の子を得るために多大な労力をはかったのに、結局、女の子も、いったん庶子とした子も王位継承者につけた。 そのおかげでエリザベス1世の時代を迎えることができた。 この本は、捉えどころのないヘンリ8世を究めてまじめに、複数の研究者が、外交姿勢や議会対応など多方面から取り上げた書物。 どれも興味深い記述。 けれども謎はさらに深まる。
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