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にがくてあまい(5) エデンC

小林ユミヲ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マッグガーデン
発売年月日 2012/07/14
JAN 9784800000217

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商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2021/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

渚にはクラシックしか興味がないと言いながら 学生時代はジュリーのファンで、今はスマッピが好き というお母さんが可愛いし、そんな面を知って 「今の母さん一番好きかも」と笑顔で言えるのが とても良かった。 マキが忙しくて一緒にご飯も食べられず、 イライラする渚。ヤっさんにすねてると指摘されて マキの存在が自分の中で大きくなっていることに気がつく。 外でたまたま、仕事中のマキを見かける渚と馬場園。 いつもは見られない顔を見るのは新鮮な気持ちになる。 ばばっちが渚とマキが仲良くていいなと思っていて 「こんなたくさんの人がいる世の中で 居心地のいい人をめぐり逢えるのって奇跡に近いと思う」 「そうであってほしい家族でさえままならない中羨ましい 僕だったら大切にしたい」 と言うのは、渚の言うとおり説得力がある。 仕事が忙しくて食欲も無いと言うマキが、渚の作ってくれたエナジーバーなら食べられる。 それを見て嬉しそうな渚。2人の関係性が好きだ。 先生から、お母さんが君のことを自慢していたよ と聞くシーンも良かった。 子供の頃「あの子のせいで」と言われてきた渚。 お母さんが寝ぼけて「またなにかあったの?がんばったね」と抱きしめてくれるのが泣ける。 あの時言ってくれてたらもっと嬉しかったかもしれないけれど、 「えらかったね、がんばったね」と今からでも 言ってもらえるのは嬉しい。 寂しそうな顔をさせていたのは自分なんだと お母さんが今では理解して反省してくれているところもほっとする。 本当はこうやって接したかったんだ、と渚が思えたことだけでも救われる。 マキが倒れた時、お兄さんが倒れたときのことを思い出す渚。 やっぱり2人は、恋人同士ではなくても家族と言える関係になりつつあるのだろうと思う。 文子さんとミチオさんのエピソードも良かった。 何も出来なかったと思っていたミチオさんのボールが 文子さんを救っていたし、ずっと支えてきた というのは素晴らしい。 年越しも良かった。 キャバ嬢あがりというマキさんを、「かっこいい」 の一言で黒歴史を消してくれる渚。 何気ない肯定の一言で救われることは本当にある。 結局2人きりでの年越しはできないものの、 普段どおり楽しいお正月を迎えられて良かった。

Posted by ブクログ

2017/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

情の前につく一文字が、恋なのか、愛なのか、友なのかは分からないけれど、とにかく渚がマキを無意識ながらも大切に思っていることが良く分かって、思わずニヤけてしまった。 ていうか、渚のようなトラウマがなくても、一緒に住んでる人があんな風に倒れてたら震えるよね。 なんで気づかなかったのかと、最悪の事態を思い浮かべてパニックになる。 そんな中、マキのご両親にまでしっかり連絡する渚、尊敬しちゃうな。

Posted by ブクログ

2017/05/07

渚の母のエピソードはすこし感動モノ。 相変わらず、ストーリーと料理の接点がいい。マキの体調を気遣う渚の料理とか。

Posted by ブクログ

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