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漱石文学全集(2)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1982/11/01 |
JAN | 9784081480029 |
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漱石文学全集(2)
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この中の「坊っちゃん」を久しぶりに読んだ。昔読んだときには、手に汗握る、という感じで、坊っちゃんを応援しながら読んだ気がするのに、あらためて読み返したら、何だか坊っちゃんが短絡的で独りよがりに動いている感じで興ざめしてしまった。赤シャツと野だいこの悪事についてきちんと証拠を押さえ...
この中の「坊っちゃん」を久しぶりに読んだ。昔読んだときには、手に汗握る、という感じで、坊っちゃんを応援しながら読んだ気がするのに、あらためて読み返したら、何だか坊っちゃんが短絡的で独りよがりに動いている感じで興ざめしてしまった。赤シャツと野だいこの悪事についてきちんと証拠を押さえたわけでもなく、状況証拠だけで暴力沙汰にしてしまって、これじゃ出るところへ出たら絶対負けてしまう。田舎者への偏見は強いし、好きだと思えばとても肩を持つけれど、嫌いとなったら袈裟まで憎い。あげく、実力行使してしまう自滅型。うーん、あんまりいいところがないなぁと思ってしまうのは、しかし、読み手の自分の方が年を取ってしまったということなのかなぁ。清は坊っちゃんのそんな無鉄砲な若さがいとおしかったのかもしれない。自分には男の子供がいないのだけれど、男の子のお母さんなら、もしかして清の気持ちがわかるのでしょうか?
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