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子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論
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子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論

小島貴子, 斎藤環【著】

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子育てが終わらない 「30歳成人」時代の家族論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2012/06/25
JAN 9784791766581

子育てが終わらない

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商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2018/01/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

対談をその場にいるような感覚で読み進めた。 章ごとにまとめがあり、ポイントをおさえた見出し。 覚書 精神年齢は7掛け 社会が成熟化すると個人が未成熟化する 厚労省が若者の定義をおおむね34歳から39歳までに 日本の家族の3大タブー お金 死 性 自信を支えるのは社会的地位 業績 人間関係のネットワーク 日本の家庭は母子密着+父親疎外 社会的排除の形はひきこもりとホームレス コミュニケーション不全 決め付け 逃げ 分担 威圧 提案 節目ごとに親子関係のメンテナンス 契約と交渉

Posted by ブクログ

2016/06/08

子育てが始まったばかりの身としては、育児の終了というのはまだまだ先だ。 今は、愛情と手間をたくさんかけましょう、の時期なので遠い先の話ではある。 しかし、そうやっているうちにあっという間に「大人」の時期がやってくる。 未来を見据えてちょっと勉強してみようか。 私は24の時に実家...

子育てが始まったばかりの身としては、育児の終了というのはまだまだ先だ。 今は、愛情と手間をたくさんかけましょう、の時期なので遠い先の話ではある。 しかし、そうやっているうちにあっという間に「大人」の時期がやってくる。 未来を見据えてちょっと勉強してみようか。 私は24の時に実家を追い出された。 つまらない喧嘩がきっかけだったが、あの経験がなければ独り立ちはもう少し遅かっただろう。 とはいえ、20歳で成人のはずだし、今や18歳で選挙権が与えられるというのに、私たちはきちんと大人になれているだろうか。 親子でくだらない会話をするのが大事だという(36頁〜)。 大事な話をする素地になるようだ。 確かに考えてみれば、昔からの友人にはくだらない話をしていた。 そのくだらない話の積み重ねで「親友」(私は恥ずかしくてその親友たちに親友だと言えないでいるが)になったように思う。 それと同じことのはずなのに、どうも家族というのは近すぎるせいかうまくいかないようだ。 ”何でもいい”をやめる(108頁〜)。 これは特に男性にはしっかりと受け止めてほしい。 仕事をしていて思うのだが、男性、特に中年以上になると単語だけで会話を成り立たせようとする。 こちらが単語で返したらきっと「サービスが悪い」と苦情の一つも入れるだろうに。 相手が自分の状況を説明しない限り、こちらも回答してはいけない。 これはなかなか目新しい、でも実は皆が薄々感じていたことではないだろうか。 言わなければわからない。 当たり前だ。 以心伝心も美徳には違いないが、私以外他人なのだから。 本書はとてもユニークな本だ。 日本的な親子の密着をどう変えていくかを具体化していて面白い。 世間体を気にしながら子供の面倒をずっと見る、本書の言い方だと「ツンデレ」、これは良くないようだ。 親が子を思うなら、ある一定の期限を決めて、ダラダラさせない、これが双方のためになる。 このことを気にしながらあと10年、20年後に振り返ってみたい。できれば本書の内容が、うちには参考にならないな、と笑って言ってしまえるように。

Posted by ブクログ

2016/06/01

正しい「親」のやめかた。備忘録としてーーー親子間、特に思春期を過ぎた子供との関係においての「以心伝心」は、子供を退行させる。お互い、しっかり会話し、希望や欲求を表現すること。

Posted by ブクログ

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