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生者の行進 ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2012/06/11 |
JAN | 9784150310660 |
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生者の行進
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生者の行進
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
思春期の紙で切った傷みたいなピリピリした痛み。 青春を切り刻むように生きていた4人の男女の束縛、そして解放。
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はじめは少しとっつきにくかった。みんながみんな傷ついていく流れで、どこにも幸せが見えない。それでも4人の抱える過去が少しずつ明らかになって、少しずつパズルのピースがはまっていって、その先に綱渡りのような幸せが見えてくる。すごい緊張感のあるお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冬子や隼人が、罪とか奪うとかの言葉の持つ観念やら自分の物語に陶酔したまま、それをぶち壊すような現実にも出会わずに、自己の世界で完結し、でも周囲には迷惑をかけながら、それでも周囲に向き合わないまま物語が進んでいくのにイライラする。的場亮介との和解シーンはぜんぜんわからなかった。最初、そういうのを作者に対してイライラしていたが、でも実際こんな風に周囲がたまたまうまくいって、浅薄さやただ難しいことから逃げているだけで完結してしまうママの人間はいるわけで(自分もそう)、そういう人を描いているのだとしたら、ちゃんとしたら小説なのかもと思い直した。 数年後、なんとなく付き合っちゃったり全然関係な人とセックスしちゃったりして、あれ全然私達美しくない、みたいに気づいて、どうしようどうしようと右往左往する話しとかならちょっと読みたいかも。
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