生者の行進 の商品レビュー
思春期の紙で切った傷みたいなピリピリした痛み。 青春を切り刻むように生きていた4人の男女の束縛、そして解放。
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はじめは少しとっつきにくかった。みんながみんな傷ついていく流れで、どこにも幸せが見えない。それでも4人の抱える過去が少しずつ明らかになって、少しずつパズルのピースがはまっていって、その先に綱渡りのような幸せが見えてくる。すごい緊張感のあるお話でした。
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冬子や隼人が、罪とか奪うとかの言葉の持つ観念やら自分の物語に陶酔したまま、それをぶち壊すような現実にも出会わずに、自己の世界で完結し、でも周囲には迷惑をかけながら、それでも周囲に向き合わないまま物語が進んでいくのにイライラする。的場亮介との和解シーンはぜんぜんわからなかった。最初、そういうのを作者に対してイライラしていたが、でも実際こんな風に周囲がたまたまうまくいって、浅薄さやただ難しいことから逃げているだけで完結してしまうママの人間はいるわけで(自分もそう)、そういう人を描いているのだとしたら、ちゃんとしたら小説なのかもと思い直した。 数年後、なんとなく付き合っちゃったり全然関係な人とセックスしちゃったりして、あれ全然私達美しくない、みたいに気づいて、どうしようどうしようと右往左往する話しとかならちょっと読みたいかも。
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自分でなんでもわかってて人も思い通りに動かせて、というできすぎ美人女子に僻みつつ読む。双子の関係性の描き方が面白かった。幼児期って実際そういう感じなのかも。二人だけの世界。
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最初のほうは面白かった。 これはなかなかヒットじゃないか?!と思ったけど、後半になるにつれ・・・ なんかありがちというか、そうなるだろうなって感じでした。大団円ってかんじ。 自殺しようとするところとか、止めてほしい感がすごいし・・・ 冬子さんのいいこといってるでしょ私的なセリフとか・・・ もうちょっと理不尽な生々しい終わり方がよかったかな。 でもほんと最初は面白かった。
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大切だから離れられない、好きだから全てを奪いたい。隼人と冬子の歪んだ関係性には、すごく惹かれるものがあった。 でもいかんせん前作同様、最後の方の展開のバタつき具合が気になる。途中までなかなか良かっただけに残念。 「スミス氏の箱庭」のような短編の方が、著者には合ってるのでは?
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