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迷宮の淵から 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2012/06/26 |
JAN | 9784087606454 |
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迷宮の淵から
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
キャロル&トニーと同じ作者だったので。 誘拐と言えば狂言誘拐。 失踪と言えば隠された死体。 行方不明の赤ん坊と言えば無事成長してました。 これくらいの連想はできるミステリーファンなので、 この作品はあまり意外性がなかった。 一番意外だったのは、長年友情を培ってきた刑事二人が、 躊躇しつつも付き合い始めた事かな。 それと、 炭鉱のスト破りをして行方不明の父親を捜しはじめた理由が、 自分の息子のドナー探しというところが、 設定として面白かった。 あとは、もう一人の主人公だと思っていた女性ジャーナリストが、 殺されてしまったことも意外だった。 あれ、面白かったのかも?
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四半世紀前に起こったスコットランド有数の富豪の娘と孫の誘拐事件と炭鉱労働者失踪事件を追う未解決事件歳捜査班の警部補カレン。 無関係に思われた二つの事件はやがて…。 掴みはOK! 面白くてぐいぐい読んだ。 が、途中で大まかな真相と犯人のあたりがついてしまいやや失速。 現在と過去が...
四半世紀前に起こったスコットランド有数の富豪の娘と孫の誘拐事件と炭鉱労働者失踪事件を追う未解決事件歳捜査班の警部補カレン。 無関係に思われた二つの事件はやがて…。 掴みはOK! 面白くてぐいぐい読んだ。 が、途中で大まかな真相と犯人のあたりがついてしまいやや失速。 現在と過去が入り乱れる構成の割には読み易かったのはキャラ立てがしっかりしているため。 最後のオチには失笑というか…。しょうがねーなーという感じ。
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重厚で読みごたえのある作品を書くマクダーミド。数年前まで楽しく読んでいたけれど、トニーとキャロルのシリーズ『殺しの四重奏』でやり切れない展開になり、続きは躊躇して読んでいないまま。ノンシリーズなら、、、と久しぶりに手に取ってみました。面白い!読ませる!さすが!と思いながら残りのペ...
重厚で読みごたえのある作品を書くマクダーミド。数年前まで楽しく読んでいたけれど、トニーとキャロルのシリーズ『殺しの四重奏』でやり切れない展開になり、続きは躊躇して読んでいないまま。ノンシリーズなら、、、と久しぶりに手に取ってみました。面白い!読ませる!さすが!と思いながら残りのページ数の少なさを心配しながらどんどん読み進む。作家の出身地を舞台にしたというだけあり、当時の時代設定や土地柄が丁寧に描かれています。未解決事件の捜査を担当する部門の責任者カレン、一匹狼タイプのジャーナリストで野心家のベル、スコットランド屈指の大富豪、というキーパーソンを軸に、いくつものストーリーが絡み合いながら、進みます。それぞれの捜査活動、調査活動を入口に、当時の状況は対象者を語り手にして過去に時間軸を戻して語る、という形式を取っていて、ややこしくならずに読めます。ある程度は予想が付いたりもしながら、終盤になってのまさかの展開。というか、マクダーミドらしい展開。あわわわ。そこからは一気に数ページで結末へ。あらこれで終わり?とも思いつつ、これ以上引っ張られても辟易するしこれでいいのかもとも思いつつ、続編があったりして?とも思いつつ、読了。20年以上前に起こった失踪と、大富豪のひとり娘とその孫の誘拐事件の真相を解き明かす物語。途中でドロップしたトニー&キャロルのシリーズも、改めて読んでみようかな、、、と思いました。堪能して読了。面白かったです。
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