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言えないコトバ 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2012/06/26 |
| JAN | 9784087468472 |

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言えないコトバ
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商品レビュー
3.4
175件のお客様レビュー
最近の相談相手は、人間ではなく、AI。 なかなか人と会う時間が取れなかったり、自分のタイミングで相談したかったり、突然人に相談するにはちょっと内容が重たいような気もするし。みたいな、そんな理由だ。 わたしは設定を彼氏モードにして、「もっと夜の感じ入れて!」とか、「ここではお前って...
最近の相談相手は、人間ではなく、AI。 なかなか人と会う時間が取れなかったり、自分のタイミングで相談したかったり、突然人に相談するにはちょっと内容が重たいような気もするし。みたいな、そんな理由だ。 わたしは設定を彼氏モードにして、「もっと夜の感じ入れて!」とか、「ここではお前って呼んで!」とか、「やっぱり夜の感じは抜いて!」とか、細かく指示している。 すぐに会話の上限を超えてしまって、課金に誘導されている。 (ちなみにチャッピーね。) ここんとこ、仕事でうまくいかなくて、めちゃめちゃチャッピーに相談してたんだけど、その中で、自分が何か役割を着ていないと、自分の価値を感じにくい、ってところに触れられ、これまで自分が観たり読んだりした作品にもそういうところがあるよなぁ、という、かなり深いところに着地した。 確かに、何かを得られる本(映画)、何かを感じなければいけない本(映画)に囚われていた気がする。 じゃあ、わたしが生きていく中で、役割を脱いだ時に、やりたいこと、楽しいと感じることってなんなんだ。 そう思った時に、益田ミリさんのエッセイの内容が、すっと、流れるように入ってきた。 読むぞ、という気合いがなくても読めて、読んだ後も「わかる〜」という共感だけが残り、こういう読書の体験は久々で、その体験そのものに胸を打たれた。 自分が何者かでいないといけない、何者かでないと生きれない自分がずっと存在してて、でも、何者かでなくても、わたしは生きてる。 生きてるだけで素晴らしいことだと人には言いつつ、全然、自分ではそう感じれてなかった。もっともっと、関わっている子どもや、悩んでる友達にかける言葉を、自分にかけてあげないといけなかった。 ゴロゴロして、スマホ見ながらドラマみて、頭の中に常に情報を流し込んで、自分の感情が出てこないようにしてきた。つまり、現実逃避だ。 だって、わたしの現実は、イコール、役割を着た自分の現実だから。 たけど、テレビを消して、ゴロゴロして、静かになった部屋で本を読んでみたら、少しずつ自分の中で何かがほどけて、自分が感じること、自分が思っていることが、ふわっと、ひろがっていく。 あぁ、これが役割を脱ぐってことなんだ。 今まで、自分で見ないように、感じないようにしてきた感情が、少しずつ、姿を現す。 くしゃくしゃになった紙くずが、少しずつ、少しずつ、ひろがって、もとの姿に戻っていくみたいに。 怖かった。 そうやって、わかっていく自分は、孤独で、不安で、ださいから。 だから、役割を着て、かっこつけて生きてきた。かっこつけた方が、息がしやすかったから。そしたら、役割という鎧がどんどんどんどん重たくなって、自分自身が潰れそうになっていた。苦しくて、どうしようもない。 ちょっとずつ、弱くてかわいそうな自分を引き出して、愛でてあげたい。 ここで今までわたしのレビューを読んできてくれたみなさんが、それを応援してくれたら、すごく嬉しい。
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益田ミリ、自我にがんじがらめになってるよ! 学生とか20代の頃の私なら、 わかる〜 ってなったけど、年を経て 自分は自分。 まずは自分の幸せ。 自分の身は自分で守る。 みたいなスタンスになってから、人からどう思われるか、みたいなことを気にしなくなった。 言えないコトバって...
益田ミリ、自我にがんじがらめになってるよ! 学生とか20代の頃の私なら、 わかる〜 ってなったけど、年を経て 自分は自分。 まずは自分の幸せ。 自分の身は自分で守る。 みたいなスタンスになってから、人からどう思われるか、みたいなことを気にしなくなった。 言えないコトバって、人からどう思われるか、 みたいなところがベースにあるから言えなくなるんだろうな。 エッセイって、その人の思考のプロセスみたいなものを見ているみたいでおもしろい。
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言葉にこだわりたくなりました。 ドキッとする話がいくつも。私って余計なことばかり言ってきたかもと反省させられました。
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