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乱れからくり 日本推理作家協会賞受賞作全集 33 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 1997/11/15 |
| JAN | 9784575658354 |
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乱れからくり
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
泡坂妻夫さんの「乱れからくり」は、第31回日本推理協会賞受賞作で、直木賞の候補作ともなっていた作品。 さすがに本職だけあって、からくりについての薀蓄はとても詳しいですね。 茶運び人形を始めとする江戸時代のからくり人形は、今の時代に見てもとても精巧な物が多いので、それらを想像して...
泡坂妻夫さんの「乱れからくり」は、第31回日本推理協会賞受賞作で、直木賞の候補作ともなっていた作品。 さすがに本職だけあって、からくりについての薀蓄はとても詳しいですね。 茶運び人形を始めとする江戸時代のからくり人形は、今の時代に見てもとても精巧な物が多いので、それらを想像して読むのはとても楽しかったです。 そして、それらの薀蓄を受け止める舞台は、玩具会社とその会社を経営する馬割一族の住む「ねじ屋敷」。 この建物の庭には本格的な迷路まで作られ、屋敷内にも様々なからくりが置いてあります。 隅から隅までからくり三昧。そんな舞台で起きる事件の数々は、これまたちょっと怪しげな雰囲気に満ち溢れています。 「からくり」という言葉自体、江戸時代を思わせるような少し時代がかった言葉ですし、「かたかた鳥」という商品も、名前が同じなのかは分かりませんが、子供の頃に見かけたことがあるような物。 読み始めこそ時代を感じてしまう記述が多々ありましたが、読んでいるうちに、全てがからくりで出来上がったようなこの世界にすっかり浸ってしまい、そのようなことはすっかり気にならなくなってしまいました。 ミステリ自体、元々からくりの世界ですものね。 これらの小道具が本当に良く似合っていますし、その巧みな使い方にも感心させられてしまいます。 ただ、全編からくり一色のこの作品も、最初の事件だけは隕石落下という奇禍中の奇禍と言えるものです。 しかし、これがただの交通事故などではなく、隕石だったというところに意味があるのでしょうね。 最初に、このあまりに現実味の薄い出来事を配置することにより、作品内の所々に配置された、からくりの現実味のなさを一層引き立てているように思えます。 そして、生きた泥鰌がくくりつけられたあひるの動きのように、機械だけでは出せない不規則な動きを生み出して、我々読者を翻弄するのです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず、隕石に当たって死んだ人が出ておどろいた。これもトリックなのかと疑いながら読む羽目になる。馬割家の人達が次々と死に、未亡人しか残らないので、こいつが犯人かと思うと、途中でそう推理されるのでそうじゃないらしい。でも残っている人は居ないし、変だな。馬割家じゃない別の人が犯人かな? 動機は??と考えていると最初に隕石で死んだ人が犯人だったという面白いストーリ。 泡坂氏らしいトリック満載の作品で、途中読むのが面倒になったりもする。あと、面白いのは、主人公の青年が冷静じゃなく、犯人を間違えて逃したりするところ。
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泡坂妻夫先生追悼、ってことで代表作を。 ガッチガチの本格を予想してたんだけど いい意味で予想が外れた。 しょっぱな○○が落ちてくるって。いやもう。 色んな要素てんこ盛りなのに、その全てが ぴったり歯車噛み合ってた感じ。 まるでよくできたからくりのように、ってのは綺麗すぎるか。
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