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人生を半分あきらめて生きる 幻冬舎新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2012/05/30 |
JAN | 9784344982659 |
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人生を半分あきらめて生きる
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人生を半分あきらめて生きる
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商品レビュー
3.8
30件のお客様レビュー
なーんだかなー、そうなのかー。 なかなか悲しい現実を書いてきたな。 努力は報われない世の中なのかな。。 とにかく、、、 旦那のことは、諦めて生きていこう。
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タイトルや導入部分はただネガティブで辛くなりそうですw ですが読み進めるに、人間は本来ネガティブであり、社会もネガティブにならざるを得ない状況で、以前のようにポジティブ礼賛では生きにくくなっていることが説明されます。 そのような時代にどう生きるの?一つの指針として「上手にあきら...
タイトルや導入部分はただネガティブで辛くなりそうですw ですが読み進めるに、人間は本来ネガティブであり、社会もネガティブにならざるを得ない状況で、以前のようにポジティブ礼賛では生きにくくなっていることが説明されます。 そのような時代にどう生きるの?一つの指針として「上手にあきらめる」ことが書かれています。 個人的には苦しみを脇に置いて客観視する「脱同一化」というワードが参考になりました。人間は一日に六万回もの自動試思考が頭に浮かび、ネガティブな内容が多いそうです。そのときに脱同一化を習慣づけておけば、日々落ち着いた心で過ごせるのではと思いました。
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■「人生はあきらめであり、あきらめこそが人生である」■ なるほど。シンプルだが噛むほどに味わい深い。この言葉、オリジナルはエリザベス・キューブラー・ロスのもので、著者が「喪失」を「あきらめ」に置き換えたものだ。 本書はいくつかの代表的なシチュエーションを例示する中で、がんばり...
■「人生はあきらめであり、あきらめこそが人生である」■ なるほど。シンプルだが噛むほどに味わい深い。この言葉、オリジナルはエリザベス・キューブラー・ロスのもので、著者が「喪失」を「あきらめ」に置き換えたものだ。 本書はいくつかの代表的なシチュエーションを例示する中で、がんばりすぎることの害悪、あきらめることの有用性、その考え方や方法論を説いたもので、その趣旨にとても共感できる。人生うまくいかなくてもう疲れたわ〜とか、自己啓発本はもうお腹いっぱいって人に読んでみてほしい。 ただ前半、「ふつう」に囚われることについて次のように説かれており、違和感を覚えた。 現代日本人は「ふつう教」の信者。「ふつう」という幻想に囚われて生きるから苦しい。あなたが「ふつう」と考えているものは、そんなに「ふつう」でもないですよ。現在は多様な価値観が存在するのだから、あなたの考える「ふつう」はすでに少数派ですよ。だからもう周りと比較するのはやめて早くあきらめて安心しましょう。 おそらくこの本を手に取る多くの読者は、-少なくとも僕は-そんなまやかしの答えを求めているのではない。 あきらめることができるか否かは、本質的には「ふつう」か「ふつうでない」かの問題ではないと思う。理不尽な事実、嫉妬、挫折、後悔…。頭ではあきらめ、受け入れたつもりでも、心の奥深くジメジメした場所にはそれらが毒蛇のごとくとぐろを巻いており、そいつが鎌首をもたげるたびにどうしようもなく苦しくなったり悲しくなったりするのだ。 理屈や哲学的思索だけでそれを抑え込む、あるいは見ないふりをするには限界がある。そんな時に頼るべきものは宗教やスピリチュアリティしかないのではないだろうか。実際に本書でも冒頭のキューブラー・ロスのほか、『夜と霧』のヴィクトール・フランクル、神学者の言葉や仏教の教えが随所に引用されている。そういった観点に絞った方が散漫にならずに伝わりやすいし、理屈を並べるより印象に残るのではないかと感じた。 いずれにしろ悩みや苦しみは人それぞれ。本書も人によって心に響く箇所は違うと思うが、どこかにあなたのための文章が用意されていると願っておすすめしたい。
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