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ぼくの大好きな青髭 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2012/05/29 |
| JAN | 9784101385341 |
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ぼくの大好きな青髭
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ぼくの大好きな青髭
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
薫くんは、同級生の高橋君の自殺未遂の連絡を受ける。彼は、高橋君の親友として、暗示されたものは、「青髭」。それを見つけること。 翌、1969年7月20日 アポロ11号が月に降り立つその日、「青髭」を探し、誰かを助けようとする彷徨を始める。 若者のエネルギーを吸収するかの新宿。そこに...
薫くんは、同級生の高橋君の自殺未遂の連絡を受ける。彼は、高橋君の親友として、暗示されたものは、「青髭」。それを見つけること。 翌、1969年7月20日 アポロ11号が月に降り立つその日、「青髭」を探し、誰かを助けようとする彷徨を始める。 若者のエネルギーを吸収するかの新宿。そこに集まる若者。今回は、今までの友人、兄弟達とは異質のアウトロー的な人々との関わり。薫くんが、異空間に迷い込むような感じ。 彼らを 二重三重に重なる群像として分類し表現している。○理想の十字架を掲げるもの ○十字架回収委員会 ○十字架回収委員会研究会 この世代に読んでいたら、傾倒したかも。 故坪内祐三さんが「1Q84」との類似を書評してたみたいです。 私は、それよりピンボールとか羊をめぐる冒険が近い気がする。しかも、こちらの方が、何かしらの結論が得られるように思う。
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薫くんシリーズ第4弾。主題は「黒」に近い。夢や志に敗れた若者はどうなっていくのか?前作は兄の友人という、比較的身近な人生の先輩達の挫折、そしてその後の身の振り方に想いを巡らせるというものだった。今回は、芸術家の卵とかヒッピーとか週刊誌の記者とか、普段の薫くんとは接点のなかったタイ...
薫くんシリーズ第4弾。主題は「黒」に近い。夢や志に敗れた若者はどうなっていくのか?前作は兄の友人という、比較的身近な人生の先輩達の挫折、そしてその後の身の振り方に想いを巡らせるというものだった。今回は、芸術家の卵とかヒッピーとか週刊誌の記者とか、普段の薫くんとは接点のなかったタイプの人間たちとの出会いが描かれる。前作の兄の友人たちのように、夢破れても、なんとか軌道修正して、それまで反発していた社会に適合していける人はそれでいいかもしれない。でも、行き場をなくして命を絶ってしまう者もいる。何かがおかしい、でも、誰のせいなのか? めまぐるしい1日の終わりに、深夜の新宿御苑で薫くんは答えを見つけることができたのだろうか。
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今までのシリーズとは雰囲気が一変。会話形式に重きがおかれ、その会話内容が作者の最もいいたいことになってる。今までは薫くんの内面の気持ちや考えなどが地の文で語られていてそれが最も重要なことだったので、そもそもの方向転換が凄い。新たな試みをしようとしたのかもしれないけれども、なんだか...
今までのシリーズとは雰囲気が一変。会話形式に重きがおかれ、その会話内容が作者の最もいいたいことになってる。今までは薫くんの内面の気持ちや考えなどが地の文で語られていてそれが最も重要なことだったので、そもそもの方向転換が凄い。新たな試みをしようとしたのかもしれないけれども、なんだか肩すかし感はあるかもしれない。私は今までのほうが好きだったなあ、率直で分かりやすくて正直で。この形式では物語にずぶずぶと入り込むことはできなかった。元々そこまで小説的な機能を必要としていない主題なんだから、純文学っぽくかっこつけずに、今までみたいにそのままやってみてもよかったのにって思う。この新しい試みが庄司薫の様々な文学的限界だったのかな、ともおもうし、文学的限界を迎えたからこそこのシリーズはここで終わるのかな、ともおもうし、庄司薫は多分書きたいことがほんとうにひとつしかなくてそれを書き上げたのだからもう書く必要はなかったのではないか、ともおもう。この本にはどうしようもない物悲しさ、小説を書くことに必要とされる絶対的な才能の壁とか人間の本質とかそういう様々な限界が感じられてなんだかもうシリーズ最終巻だというのにわたしのなかで後味もそんなに良くなく終わってしまってかなしい。
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