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今日から歌人!誰でも画期的に短歌がよめる楽しめる本
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今日から歌人!誰でも画期的に短歌がよめる楽しめる本

江戸雪【著】

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今日から歌人!誰でも画期的に短歌がよめる楽しめる本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 すばる舎リンケージ/すばる舎
発売年月日 2012/05/23
JAN 9784799101391

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商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2022/11/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

5552さんのレビューより読みたい本に登録、図書館在庫本だったのでお取り寄せ 今までの短歌入門書とは少し趣が違っていて、表現をする前の心構え、向き合い方、作品をどう鑑賞するかなどについて語りかけるような文章で読みやすい。 「短歌は、自己を照らし出すことのできる言葉の微光」、「短歌を作ることですくわれたと感じたひとは、短歌を作る過程で、新しい自分に出会ったのだ」、「自分の情態や気持ちを短歌にしながら、その過程でこんな自分がいたのかと発見できる」という短歌を詠む楽しさを伝えている。 技法としては、テーマを基にいろんな作品の鑑賞をしながら学べる。「字余りはリズムに乗せて読めれば破調を感じさせない」「字余りのほうが容易で、許容範囲も広いのではないか」という指摘はちょっと安心した。文語体と口語体を共存させても良いというのも興味深い。文語体を使えるようになりたいな。 他人にどう読まれるかを意識、歌は誤解されるものだ、自分の作品を離れて眺める怖さと快感についても納得。 特に好きな短歌を覚書 ねむいねむい廊下がねむい風がねむい ねむいねむいと肺がつぶやく(永田和宏) 自動ドアすみやかに開き向こうからやさしさばかり押し寄せてくる(江戸雪) 雑踏に逢うはずもなき肩を恋うとりもなおさず君の曲線(江戸雪) 一度だけ「好き」と思った一度だけ「死ね」と思った非常階段(東直子) 約束はしてけどたぶん守れない ジャングルジムに降るはるのゆき(穂村弘) 遠くからこゑがきこえて雪の日はみんなだまつて歩きゆくなり(小島ゆかり) 「自分だけのお気に入りの物や、言葉や、風景を探してみてください。」 「短歌は少々のことでは傷つきません。壊れません。」人生観を学んだような読後感でした。

Posted by ブクログ

2022/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Eテレで放送している『NHK短歌』の講師も務められている江戸雪(えど・ゆき)先生の短歌入門書。 「はじめに」から、グッときました。 「この一冊を読んだあとに、もっと短歌を作ろう、上手くなろうとおもってもらうと嬉しい。けれど、明日から誰のせいにもしない強かな心をもって人や事柄と付き合い、自分にしかできない生き方をしようとおもってもらうほうがもっと嬉しい。 それは、短歌を忘れている時間をいかに濃密に生きるか、ということが短歌を作るために大切なことだとおもうからです。」p3 番組を観て「しなやかで強そう」な方だなとの印象を持ったのですが、こちらの本を読んでも印象は変わらず。 短歌への真摯な思いにも、歌人として、人間として、生きる姿勢にも心を打たれた。 p54の、『短歌にすくいを求めない』には、目が覚める思い。 そうか、自分も短歌にすくいを求めてたんだな、と、気づかされました。 短歌を詠むことも、読むことにも、すくいを求めちゃいけないんですね。 「短歌の場合、自分以外のひとが作った短歌を読んで感動することはあるでしょう。 しかし、短歌を作ることで飛躍的になにかが変わってよくなる、ということはないと私はおもいます。 もしかすると、短歌を作ることでなにか悩みが晴れてすくわれるのではないかとおもっているひとがいるかもしれません。 あるいは実際に、短歌を作ることで自分がすくわれたと感じるひともいるでしょう。 けれど、それはすくわれたのではないのだとおもいます。 なにかにすくってもらうほど私たちの棲む世界は単純でもなければ、短歌は誰かをすくうほど生やさしいものではないと私は考えています。 短歌を作り続けて、たとえそこでなんらかの変化があって苦しみを乗り越えることができたとしても、それが自分が自分と向き合った結果なのではないでしょうか。p54,55 この言葉に感銘を受けました。 誰かや何かに自分をすくってもらおうなんて、そんな甘いことを考えちゃダメですよね。 第一部は短歌を作る心構えと基本的なこと。 第二部は自作や既作を例にとった実践的な授業。 第三部は短歌を作ったあとどうするのか、のアドバイス。 江戸さんの考えも豊富に語られ、エッセイ的側面もあります。

Posted by ブクログ

2012/10/11

つらつらと詠んでいた短歌に刺激を、と手にした本。 こういうのは習うものではないだろうが、まあ読み物として面白い。 「歌は誤解されるもの」の言葉を励みに今日もつらつらと馬鹿短歌を詠む。

Posted by ブクログ

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