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リヴァトン館(下) RHブックス・プラス
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リヴァトン館(下) RHブックス・プラス

ケイト・モートン(著者), 栗原百代(訳者)

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リヴァトン館(下) RHブックス・プラス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 武田ランダムハウスジャパン
発売年月日 2012/05/12
JAN 9784270104125

リヴァトン館(下)

¥880

商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2026/02/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

積んであったものの中から発掘(?) 読みたくて買ってるくせに、そういうのが多すぎて、片っ端から手に入れるのはいいのだけれど、読む方が追いついていない。 で、どんどん、積まれていくわけですね。 ほんと、もったいない。 この本は、2013年5月に手に入れたようです。 2年熟成してました(/ω\) うーん。 これまた、もっと早く読めばよかった! ですね(/ω\) もう、自分の為の「もっと早く読めばよかった」シリーズが出来上がりそうなくらい、まだまだ積んであるので、自分的に楽しみになってきましたorz~ で、リヴァトン館。 最近(?)ダウントン・アビーが人気で、そういうの好きな人にはたまらないでしょう みたいなコメントが多いですが、ホント、そうだと思います。 ダウントン・アビーを観てあると、視覚的に想像するお手伝いをしてもらえるので、面白さが深まる気がします。登場人物も置き換えて想像してみたりなんかして。 主人公グレイスが、ずっと秘密にしてきた事とは何なのか。 ロビー・ハンターという詩人が自殺した理由は? 自殺を目撃したはずの、ハンナとエメリンは、何も語らなかった。 グレイスの母親がグレイスに秘密にしてきた事は? 主人公・グレイス ハンナ・エメリン・ディビットの兄妹のいるハートフォードフォード家に奉公にあがる。 そこは、グレイスの母が昔、奉公していたところ。 自分を身ごもった際に、辞めた らしいが、本当にそれだけなのか? 何かここにもグレイスに知らされていない事があるようだが、 その当時の使用人は、何があっても口を割らない ので、グレイスは教えてもらえない。 そんなグレイスが、奉公にあがり、ハートフォード家で経験する出来事。 グレイス自身のこと、ハートフォード家のご兄妹の事、とりわけ、ハンナのこと、 ゲームの事、子供たちの野望の事、ディビットの友人ロビーの事、戦争のこと。 戦前、戦後で、状況も変わる。 現在のグレイスと、過去のグレイスが交錯して話が進む。 98歳になったグレイス。 奉公に出たのは14歳の時。 自分が奉公していた一家の、ロビー・ハンターが自殺したのはなぜなのかを、自分なりに考え映像化しようとしているアーシュラという女性から連絡をもらったのをきっかけに、 84年分の 真実 を、孫マーカスに残そうとするグレイス。 伝記で、映画で、語られるハートフォード家の物語と、グレイスの観てきた事実。 ため息が出るほどに耽美な描写で引き込まれる引き込まれる。 前半はじっくり、後半は畳みかけられるように一気に。 明るい照明ではなく、蝋燭の灯をともして、珠玉のお茶とお菓子を用意して、とか 読む為の雰囲気づくりをしたくなるほどです。 しないけど。 ハンナ・エメリン・ロビーの関係が痛々しいです。 子供の頃のゲームの話のあたりで、散々フラグが立っていますが、 3人でなければならない。その関係が大切。 だから、どうしても、3人。 子供のころ、ロビーではなくデイビットだったけど、3人のゲームをそっと見守っていて、仲間に入りたいけど、かなわぬ願いなのを理解していたグレイス。 「なぜ、なぜ、よりによって今!」 きついよねぇ・・・・ グレイスが速記を読めないのに、気づいていたんだよね? だけど、速記で書いたよね?それは、ある意味かけだよね? 本当はどうしたかったの?どうしてほしかったの?>ハンナ 3人というルールを、もっと早くに断ち切ってさえいれば・・・・ エメリンの事は、わかってたよね?>ハンナ<ロビーに言われてたしね? 事が起きてしまってからのグレイスの苦しみは、相当なものだったに違いない。 ルース(グレイスの娘)にとっては、可哀想な事になってしまったけれど、 グレイスが、一時期、現実逃避をしてしまいそうになったのもわかる。 ハンナがどれだけグレイスを愛していたか、信頼していたか。 感じてはいたけれど、実際に本人からのアレ・・・・ 読んでる人間が、あれだけ胸がつまる思いをさせられたのですもの、グレイスの気持ちを想像すると、息ができなくなりそうでした。 グレイスが、一番、だまっていたかった事とは何なのか、 読み終わった後で、更に考え込んでしまいますね・・・・・・ グレイスにとって、辛い事が多かった中、60を過ぎてから、アルフレッドと一緒に20年もの時を過ごせた ということが、読んでる私には救いだったなぁ~。 翻訳ミステリー大賞に輝いた、秘密 と 忘れられた花園  は、 まだ文庫になってないので、手を出していないんですが、(だからこれもまだ手つけてなかったのか。と今更思い出す。同じ作家の本は一気に読みたいタイプな私) 手を出すか・・・・ どうするか・・・・

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2024/07/29

ミステリーというかイギリス時代小説、というかゴシック小説? 20世紀初頭のイギリスの描写の細やかさや表現力は凄まじいものがある。ぶっちゃけ知識無さすぎてついてけないとこも多いが、それでも大きく世の中が変化する時期の不安定さや不穏な空気、廃れゆく身分社会の戸惑い、古き良きイギリス文...

ミステリーというかイギリス時代小説、というかゴシック小説? 20世紀初頭のイギリスの描写の細やかさや表現力は凄まじいものがある。ぶっちゃけ知識無さすぎてついてけないとこも多いが、それでも大きく世の中が変化する時期の不安定さや不穏な空気、廃れゆく身分社会の戸惑い、古き良きイギリス文化の美しさのようなものは否応なく感じる。 人物の描写も本格的かつ少女漫画的な繊細さを併せ持ってとても丁寧。少女期グレイスの純粋さ、ハンナへの憧れと忠誠心。このいじらしさには百合豚もニッコリ。現代グレイスもいい感じにヒネてて魅力的なのだが、家族に囲まれ迎える最期、迎えに来るのはハンナの赦し。最高すぎる。 物語の核心は言ってしまえば大した話でもないのだが、世界の構築がしっかりしていて語り口が上手いので実に読ませる。 歴史好きのみならず、ヴィクトリアンメイドと主家のお嬢様の主従ソフト百合に萌える方はぜひ。

Posted by ブクログ

2024/05/10

ミステリ。サスペンス。 主人公グレイスが、若い時のリヴァトン館でのメイドとしての生活を回想する物語。 基本的に、グイレス視点でハンナの人生を描いた作品だったように思う。 ストーリー自体は定番だが、とにかく構成と描写力が素晴らしい。 ミステリ的には、伏線の回収が見事。 最後の2ペー...

ミステリ。サスペンス。 主人公グレイスが、若い時のリヴァトン館でのメイドとしての生活を回想する物語。 基本的に、グイレス視点でハンナの人生を描いた作品だったように思う。 ストーリー自体は定番だが、とにかく構成と描写力が素晴らしい。 ミステリ的には、伏線の回収が見事。 最後の2ページがとても良い。 読了後に伏線が繋がり、物語の印象が変わる感覚は、乾くるみ『イニシエーション・ラブ』を思い出した。 本当に小さなことから起きてしまった悲劇だったように思えて、とても切ない。けど感動。

Posted by ブクログ

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