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天冥の標 Ⅵ(PART1) 宿怨 ハヤカワ文庫JA
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天冥の標 Ⅵ(PART1) 宿怨 ハヤカワ文庫JA

小川一水【著】

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天冥の標 Ⅵ(PART1) 宿怨 ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2012/05/11
JAN 9784150310677

天冥の標 Ⅵ(PART1)

¥220

商品レビュー

4.2

48件のお客様レビュー

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2024/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「恨んだり憎んだりするのはさ、とても楽しいんだよ、イサリ」。スキットルはヒューマノイドだけれど200年近く生きてるので、含蓄ある言葉だ。。(スキットル、「高校事変」の凜香っぽくて好き) 宿怨…積年の恨み。なんてピッタリな題名でしょう。 《救世群》イサリと《非染者》アイネイアの旅で始まる上巻前半のボーイ・ミーツ・ガールはとても良かった。明星が完成していて、美味だと大人気になってるのが嬉しい。 後半は、救世群とマツダ・ヒューマノイド・デバイシズ社の軍事力が支配してる非染者との全面戦争の予感がしてくる不穏な展開に。 アイネイアが面倒くさがってるお母さま、そんな……!人間じゃない、って何、お父さまもっとツッコんで。。 ダダーのノルルスカイン、ここにいるのは消されてしまった。ダダーいっぱいいるとはいえ。ロサリオが頼ってるのって、オムニフロラに侵されてるミスチフ系かな。うわぁ… フェオドール・ダッシュもドロテア・ワットにいるみたいで嬉しい……いや、大丈夫?体の方はずっとセアキ家にくっついてる。 クレヴたちの祖先?も出た。《石工》より《穏健な者》のほうが良い名前。 さり気なく(?)書かれてたけど、スキットルがイサリに伝えた千茅の言行録が改竄されてる件、歴史修正の恐ろしさに震えます。本来なら《救世群》と《非染者》が殺し合うくらいまでに対立する事はなかったってことでしょう? イサリがどうくるか、続きも楽しみです。

Posted by ブクログ

2023/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イサリとアイネイアの軽い掛け合いから始まる導入は物語に引き込まれ読みやすかった。 最後のこの章のオチとしてもアインがいかに善意を持った青年かが表現されていてなんだか胸を打たれる。 その後祖母の背景がありこれまでの経緯に納得。 ラバーズたちと救世群の新たな関わりもここから明らかになり、ロイズとの関わり。 ロイズの裏の方でうごめく陰謀、救世群のロサリオの背後にいる異星人のか変わりなど今後の展開がきになる。

Posted by ブクログ

2021/08/29

 シリーズも折り返しを過ぎる6巻目で、3分冊のPart1。第1巻目に登場した《咀嚼者》イサリが登場する。まだ異形の姿ではなく、《救世群》の少女として。そして異星人《カルミアン》も登場。    そしてサブタイトルが「宿怨」と、何とも不穏だ。物語のターニングにポイントになるのだろうか...

 シリーズも折り返しを過ぎる6巻目で、3分冊のPart1。第1巻目に登場した《咀嚼者》イサリが登場する。まだ異形の姿ではなく、《救世群》の少女として。そして異星人《カルミアン》も登場。    そしてサブタイトルが「宿怨」と、何とも不穏だ。物語のターニングにポイントになるのだろうか。

Posted by ブクログ

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