天冥の標 Ⅵ(PART1) の商品レビュー
CL 2025.1.27-2025.1.30 6巻PART1 だんだん繋がってきて面白くなってきた。 ただ、ワクワクする感じではなく、不穏になってきたのでドキドキ。
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「恨んだり憎んだりするのはさ、とても楽しいんだよ、イサリ」。スキットルはヒューマノイドだけれど200年近く生きてるので、含蓄ある言葉だ。。(スキットル、「高校事変」の凜香っぽくて好き) 宿怨…積年の恨み。なんてピッタリな題名でしょう。 《救世群》イサリと《非染者》アイネイアの旅で始まる上巻前半のボーイ・ミーツ・ガールはとても良かった。明星が完成していて、美味だと大人気になってるのが嬉しい。 後半は、救世群とマツダ・ヒューマノイド・デバイシズ社の軍事力が支配してる非染者との全面戦争の予感がしてくる不穏な展開に。 アイネイアが面倒くさがってるお母さま、そんな……!人間じゃない、って何、お父さまもっとツッコんで。。 ダダーのノルルスカイン、ここにいるのは消されてしまった。ダダーいっぱいいるとはいえ。ロサリオが頼ってるのって、オムニフロラに侵されてるミスチフ系かな。うわぁ… フェオドール・ダッシュもドロテア・ワットにいるみたいで嬉しい……いや、大丈夫?体の方はずっとセアキ家にくっついてる。 クレヴたちの祖先?も出た。《石工》より《穏健な者》のほうが良い名前。 さり気なく(?)書かれてたけど、スキットルがイサリに伝えた千茅の言行録が改竄されてる件、歴史修正の恐ろしさに震えます。本来なら《救世群》と《非染者》が殺し合うくらいまでに対立する事はなかったってことでしょう? イサリがどうくるか、続きも楽しみです。
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イサリとアイネイアの軽い掛け合いから始まる導入は物語に引き込まれ読みやすかった。 最後のこの章のオチとしてもアインがいかに善意を持った青年かが表現されていてなんだか胸を打たれる。 その後祖母の背景がありこれまでの経緯に納得。 ラバーズたちと救世群の新たな関わりもここから明らかになり、ロイズとの関わり。 ロイズの裏の方でうごめく陰謀、救世群のロサリオの背後にいる異星人のか変わりなど今後の展開がきになる。
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シリーズも折り返しを過ぎる6巻目で、3分冊のPart1。第1巻目に登場した《咀嚼者》イサリが登場する。まだ異形の姿ではなく、《救世群》の少女として。そして異星人《カルミアン》も登場。 そしてサブタイトルが「宿怨」と、何とも不穏だ。物語のターニングにポイントになるのだろうか...
シリーズも折り返しを過ぎる6巻目で、3分冊のPart1。第1巻目に登場した《咀嚼者》イサリが登場する。まだ異形の姿ではなく、《救世群》の少女として。そして異星人《カルミアン》も登場。 そしてサブタイトルが「宿怨」と、何とも不穏だ。物語のターニングにポイントになるのだろうか。
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SF。シリーズ6作目part1。 かなり久々に読むシリーズ。 巻末の年表と人物・用語集が親切。 1作目で印象的だったキャラクターのイサリが登場して嬉しい。 この1冊で様々なストーリーが楽しめ、内容が濃いと思ったが、これが全17冊のうちの1冊なんだよな。壮大だ…。
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ここで1巻で登場したイサリという人物の生い立ちが語られる。 後の展開がどうなっていくのかまだ全然見えない。
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イサリ筆頭に役者が揃いつつあり、未来(第1巻)との繋がりがようやく見え始めてきた。巻末に前巻までの登場人物、キーワード、年表が掲載されるようになったのは有り難い。
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一巻で出てきたキャラクターたちが登場。プラクティスたちの姿の理由はここにあるのか。ラバーズやアンチオックスらも入り乱れて、何が起きているのか状況把握しつつ、続きが読みたいので次に手がのびる。
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ついに白いあいつらが出てきた まだまだ展開がありそう 今回の主人公の多くが子供のためか、ちょっとステレオな内面描写になってるので物語としてはちょっと単調かなと感じてしまう
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怒涛の展開を見せた第6巻。救世群の、虐げられ拗れた敵意が宿怨となって非感染者に向けられ始めた。攻殻化というウルヴァーノの技術を用いたことで、1巻で登場したイサリたち咀嚼者の起源が分かる。1巻でもイサリたちの事を「プラクティス」と言及していた場面は確かあったが、やはり救世群の成れの...
怒涛の展開を見せた第6巻。救世群の、虐げられ拗れた敵意が宿怨となって非感染者に向けられ始めた。攻殻化というウルヴァーノの技術を用いたことで、1巻で登場したイサリたち咀嚼者の起源が分かる。1巻でもイサリたちの事を「プラクティス」と言及していた場面は確かあったが、やはり救世群の成れの果ての姿だったということが確定して切ない。5巻まででイントロダクションは終わり、ようやく本筋へと物語が進んでゆく感じがする。また、巻末の用語集や年表は非常に役立つ。※追記、攻殻化はカルミアンの技術だった、、、。
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