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午前二時のグレーズドーナツ ドーナツ事件簿 1 コージーブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2012/05/09 |
| JAN | 9784562060023 |

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午前二時のグレーズドーナツ
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午前二時のグレーズドーナツ
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商品レビュー
3
12件のお客様レビュー
ある日わたしは、コージーミステリーなるものを読んでみよう、という課題設定で図書館の開架の棚を眺めた。シリーズ冊数がそこそこ出ていて、第一作が今そこにあるものという条件に合致して選ばれたもののひとつがこの本だった。 コージーミステリーの定義がどうなっているのか、正確なところはよ...
ある日わたしは、コージーミステリーなるものを読んでみよう、という課題設定で図書館の開架の棚を眺めた。シリーズ冊数がそこそこ出ていて、第一作が今そこにあるものという条件に合致して選ばれたもののひとつがこの本だった。 コージーミステリーの定義がどうなっているのか、正確なところはよくわからない。殺人など起こらない、「日常の謎」みたいなものを指すのだったら、これは全くあてはまらないけれど、わたしの思い描いていたイメージは、 ・手放しで若いとは言えない年ごろの女性が主人公。 ・仕事や家事や近所付き合いや友人との交流など、事件以外の生活感の描写が生き生きこまごま。 ・いい感じの男性が寄ってきて、諦めかけていた胸のときめきを覚える。 ・やたら美味しい物が出てくる、というかタイトルが食べものシリーズになってる。 という類のもので、本屋さんなどでも実によく見かける。レビューの冒頭で、まるでそういうのを読んだことがないような口ぶりでものを言ってしまったが、三点目があてはまらないだけで、レイ・ペリーのガイコツ探偵シリーズや、ジル・チャーチルの「ゴミと罰」で始まるシリーズもこの系統だった。どちらも好きだ。 今回読んでみて気づいたのは、上記三つのどの特徴も共感したり楽しめたりするのだが、苦手な別の特徴がひとつあるということ。それはコミュニティの狭さだ。小さな町が舞台で、どの店に行っても知り合いしかいないし、噂は筒抜けで、朝ドラの世界じゃないか、とわたしは距離を感じる。そして人間関係は密だが家は広いし移動は車だ。そこもわたしの生活感とはちがう。わたしが狭い日本の都市育ちだからかな。エラリー・クイーン作品でも、ライツヴィルに愛着はあるが、ニューヨークが舞台の作品のほうが世界観としては好きだ。知らない人に囲まれてお互い無関心で暮らすのが基本で、家、学校、会社、その他のスポットに差し掛かったときだけ人付き合いが発生する、という感覚のほうが、好きとか嫌いとかいうより、なじみがある。というわけで、都市生活を背景にしたコージーミステリーを探してみたいと思っている。 本作については、まあドーナツは正義だよね。美味しいドーナツ屋さん探しもしていきたい。主人公のスザンヌは離婚という人生の一大事件がきっかけでドーナツ屋を始める。家業を継いだとか、若い頃からの夢とか、そういう深い縁はない。それでも、いまは夜中の一時半に起きてドーナツ作りを始めて六時に開店して十二時に閉店して片付けや余りものの配布や新レシピのことなど考えて八時に寝る生活を、気に入っている。自分で自分をコントロールしている生活、いいなと思う。 また、「こんな狭い世界いやだ」みたいなことをさっきは書いたが、スザンヌの家の近所の公園には、小さい頃からのお気に入りスポットだった「考えごとの木」があって、今もそこにすぐ行ける生活は羨ましいとも感じる。わたしは中学から電車通学になったことで、地元とのつながりが希薄になった。その後引っ越しをしたときも交友関係に影響がなかったのでなんの痛手も感じなかった。でも今になると、昔の思い出を語り合う相手がいない寂しさのようなものは、あるといえばある。実は欲しいと感じている温かみから目をそらしている可能性もある。
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これを読むと、ドーナツが食べたくて仕方なくて、でも日本のドーナツじゃなくて、ゴテゴテの甘すぎるドーナツ!が食べたくなって、わざわざ買いに行っちゃいました。 そのくらいドーナツ美味しそうです
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日本ではドーナツがブームである(たぶん)。 クリスピークリームドーナツがやってきて、コンビニにも進出してきて、多分小麦粉と砂糖と油は正義みたいなノリなのかなーと。ロハスじゃなかったのか。ジャンクフードは強いのか、であるが。 ヒロインはアメリカの小さな町のドーナツ屋さん。 ...
日本ではドーナツがブームである(たぶん)。 クリスピークリームドーナツがやってきて、コンビニにも進出してきて、多分小麦粉と砂糖と油は正義みたいなノリなのかなーと。ロハスじゃなかったのか。ジャンクフードは強いのか、であるが。 ヒロインはアメリカの小さな町のドーナツ屋さん。 そこで起きる殺人事件と恋模様を描いたコージーミステリ。 個人的には、ヒロインがジョージに冷たいと思うんだよね。 リソースの配分としては問題無いけど、若干、薄情かなぁと。みんなヒロインに優しいよね。私ならヒロインとは距離を置くなぁ。 ただ、逆ハーなロマンス小説だと思えばアリな気もする。ヒロインがたくましくてうらやましい。 この本とは関係ないけど、コージーミステリというジャンルって日本にあるんだっけ?とふと思う。 Wikipediaによると、やはり無いらしい。 コージーミステリとは、居心地のよいという「cozy」を意味する言葉を冠したミステリのことであり、古く「はミス・マープル」や「ジェシカおばさんの事 件簿」などだそうな。 ヒロイン(たいていは女性)が暮らしている地域で起きる事件を解決するタイプのミステリだ。個人的にはなんとなく食べ物描写が多い気がする。アメリカやイギリスなどのあまり見慣れない食べ物が美味しそう。 日本では日常の謎になってしまい、人が死なない気がする。 北森鴻氏の香菜里屋シリーズは美味しそうだったなぁ。 アメリカでは必ず人が死ぬんだけど、居心地のよい地域で延々と殺人事件が起きても「日常」なのか、アメリカって怖いというよりフィクション の世界なんだろうな。日本の場合、名探偵コナンの世界だけだろう。
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