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ヘヴン 講談社文庫
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ヘヴン 講談社文庫

川上未映子【著】

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ヘヴン 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/05/15
JAN 9784062772464

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商品レビュー

3.6

582件のお客様レビュー

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2026/06/16

2026/6/16 苛めを受ける中学生男子の物語。 似た境遇にいるコジマ、苛める側の百瀬、医師、母親との会話からそもそも存在しない問いに存在しない答えを探し続ける主人公が印象的だった。 確かに色々な対比が散りばめられていて、文章的にとても読みやすい。 後半で主人公が誰の考え方・生...

2026/6/16 苛めを受ける中学生男子の物語。 似た境遇にいるコジマ、苛める側の百瀬、医師、母親との会話からそもそも存在しない問いに存在しない答えを探し続ける主人公が印象的だった。 確かに色々な対比が散りばめられていて、文章的にとても読みやすい。 後半で主人公が誰の考え方・生き方を真似るでもなく下した決断に、本文には描かれない主人公の未来の明るさを感じた。

Posted by ブクログ

2026/06/14

やっぱり、この人の小説は、最もわかりやすい(ように見える)救済が訪れるわけではない。最後よかったな。

Posted by ブクログ

2026/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いじめって、なにをいじめとみなすかって人それぞれなのかもしれないけど、わたしが過去に受けたそれは、主人公のそれとはまた異なる性質のものだったのだな。主人公が受けたそれをわたしは体験していないのに、ひどく生々しくて、苦しい。 コジマ、主人公が手術をするくだりで反論するだろうなと思っていたけど、想像以上だった。斜視があるからこそ今のきみが形作られている、って、分かる気もするけど主人公の境遇を知っている他者からするとかなり鬱陶しい、勝手に自分にはないしるしを生まれた瞬間から持っている主人公を羨んで、仲間だと発言して、斜視の目をすきだと言った。それは、主人公の存在を肯定するものではなく、純粋にコジマの言うしるしの保有者であり、自分と同じ境遇にあり、行動しない主人公を、すきだと言ったのだろう。主人公の存在をすきなわけではなかった。苦しい。主人公の視界も実際に見たことがないのにあんなことを発言できてしまうコジマ。コジマはコジマの物語があったんだろう。 救いの物語かのようなタイトルだけど、救ってくれる物語ではない。 百瀬が言っていたように、それは本当に流れで行われるものなんだろうな。なんだか、場の空気がそんな感じで、ちょうどそこにいたキャラクターが選ばれるような、本当に何気もない選定なのかもしれないな。知りたくもない。 でも、そういう体験は、斜視が矯正されたあとに歪んだ世界を忘れてしまうように、本当に忘れてしまうこともある。自分も、いじめられた期間の記憶がすっぽり抜けているし、コンタクトを装着しないで過ごした学生時代の記憶の輪郭は全て歪んでいて、あまり覚えていない。忘れもするし、偶然会った同級生と当時の熱を帯びたまま会話が弾むことだってあるから、不思議。主人公は、渦中に親に伝えて良かったと思った、言いたくなかったにしろ。

Posted by ブクログ

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