商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/05/15 |
JAN | 9784062772464 |
- 書籍
- 文庫
ヘヴン
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ヘヴン
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商品レビュー
3.6
442件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
いじめに対する価値観、強さとは、弱さとは。 眼を手術することで世界が変わるわけではないけれど、道が見えるとこれまで自分が闘ってきたものはなんだったのかと感じると思う。 描写はつらいものがあるので厳しいかもしれないがいじめに悩んでる人に手に取ってもらいたい。
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- ネタバレ
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読んでいてしんどいような作品でした。 ですが主人公は斜視ののせいで自分と世界がはっきりと見えていない事が理不尽ないじめと一人の友達としてうまく表現されている。 辛い事や楽しい事がありそのどちらもが世界である事から主人公は自分が何故何かしたいのかわからないというよりも世界の輪郭が上手く見えないため何もできないのではないかと考えた。そのため最後に斜視の手術の後、美しい世界を見て初めて世界の輪郭がはっきりと見えたため泣いてしまったのではないか? この作品を通じてヘブンとは自分の中にしか存在せず他者には決して辿り着けない考えの事を指しているのではないかと読み終えて思いました。
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いじめの描写は辛くなるくらいだが、読んだあとに何かが残るような作品。伏線の回収をもう少しして欲しかったという想いは残るが、それも含めて、考えさせられるような作品なのだと思う。
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