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裁きの曠野 講談社文庫
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裁きの曠野 講談社文庫

C.J.ボックス【著】, 野口百合子【訳】

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裁きの曠野 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2012/05/15
JAN 9784062772570

裁きの曠野

¥770

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2024/10/06

この主人公の抑えきれない行動は正義感としても共感できるギリギリのライン。作品としても猟奇的な展開だったりちょっと趣が変わってきたかなとも思うが面白い。

Posted by ブクログ

2024/07/17

失踪した女牧場主の莫大な遺産をめぐって憎悪を募らせる息子たち。否応なく巻き込まれた猟区管理官ジョーにさらに邪悪な復讐者の攻撃が迫り、愛する娘も危険にさらされていく。ジョーは大切な家族を守りきれるのか? ワイオミングの大自然を舞台に不器用だが熱い男の孤独な闘いを描く好評シリーズ第5...

失踪した女牧場主の莫大な遺産をめぐって憎悪を募らせる息子たち。否応なく巻き込まれた猟区管理官ジョーにさらに邪悪な復讐者の攻撃が迫り、愛する娘も危険にさらされていく。ジョーは大切な家族を守りきれるのか? ワイオミングの大自然を舞台に不器用だが熱い男の孤独な闘いを描く好評シリーズ第5弾!  翻訳順では5作目。シリーズとしては6作目。 ストレートな冒険小説だった。

Posted by ブクログ

2024/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ6作目。 まずい、ほぼ1年も間を開けてしまった。 知事交代により、上司は宿敵のランディ・ポープ(あー、誰だっけ?やっぱり忘れてるー。)となり、地味な嫌がらせも積み重なり、益々窮屈な立ち回りを余儀なくされるジョー・ピケット。 そんな中、サドルストリングの街を牛耳る女大牧場主オパール・スカレーットが姿を消した。 オパールの3人息子は、母の行方を巡り(腹の中では遺産の行方を巡り)曠野のど真ん中でスコップで殴り合いの喧嘩をしているところを通報された。 そこにまたしても運悪く居合わせてしまい、この事案にどっぷり浸かることになるジョー。 本来は保安官事務所の仕事だが、群の要請によりそういった事案にも応援に駆けつけるのが猟区管理官。 そこから始まる長男アーレンと次男ハンクの、街をも二分する対立抗争に巻き込まれていく。 どっちの陣営につくこともなく、自分の信念に従い自分の基準で仕事をしようとするジョーだが、関係者の敵意や上司の嫌がらせによりストレスは高まるばかり。 片やこちらの筋とは関係なく、ミシシッピ州からはるばるジョン・W・キーリーなる男がジョーへの少なからぬ恨みを抱えサドルストリングへやってくる。 これまた過去の事件に因縁を持つ人物。 こいつからのジョーへの当たりが半端なく、家族の身に危険を感じるほどの悪意に晒される。 地元の名士失踪からの遺産争いと過去からの因縁という2本立ての本作だが、まあもう何もかもが泥沼で、全てが悪い方悪い方へと流れていく。 いわゆる真綿で首を絞められているような。 過去の事件がきつく絡んできたり、家庭内を巡る変遷(妻メアリーベスとのすれ違い、気の迷い、それでもの信頼関係。子ども達の成長)を強く感じ、また、今回の事案自体も牽引力の高い謎があるわけではなく、ピケット一家の波乱万丈を映す背景のよう。 このシリーズは、ミステリやハードボイルドという側面もあるが、「猟区管理官ジョー・ピケット」の一大叙事詩なのだと改めて認識。 ひとまず風呂敷を畳めたことにはなったが、諸々の過程で職を失ったジョー。 本来、親友ネイトの領域だったはずの場所への一線を越えてしまったジョー。 今後も暗澹とした道のりが見え隠れする。 次は『フリーファイア』。

Posted by ブクログ

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