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新訳 方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2012/04/28 |
| JAN | 9784569803418 |
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新訳 方丈記
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
900年以上前に存在していたことを思うと、 表現力等を兼ね備えた鴨長明には常に感服する。 本書は、訳文、原文、解説の三部構造にて 評論している。特に印象的だったのは、 冒頭部分である。 序文の記載は非常に小気味良く、人間の普遍的な 感性に響くと感じる。 なお、巻末等に参考文献...
900年以上前に存在していたことを思うと、 表現力等を兼ね備えた鴨長明には常に感服する。 本書は、訳文、原文、解説の三部構造にて 評論している。特に印象的だったのは、 冒頭部分である。 序文の記載は非常に小気味良く、人間の普遍的な 感性に響くと感じる。 なお、巻末等に参考文献の記載があれば、 後世に伝えるべく随筆の解説書として申し分は なかったはずだ。
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この本は、『方丈記』を解説した本です。 前半は『方丈記』の訳文・原文・解説の3点セット。後半は各論として、鴨長明の生涯と、災害を経て無常に至った長明の思想について解説されています。 参考文献が示されていたら、より興味を深掘りすることができてよかったのになぁと思いました。 さ...
この本は、『方丈記』を解説した本です。 前半は『方丈記』の訳文・原文・解説の3点セット。後半は各論として、鴨長明の生涯と、災害を経て無常に至った長明の思想について解説されています。 参考文献が示されていたら、より興味を深掘りすることができてよかったのになぁと思いました。 さて、数々の災害を経て人と住まいの無常さを痛感した長明は、出家後に理想の住まいとして一丈四方の草庵をつくり、その魅力を『方丈記』で説きました。 『方丈記』においてわたしが最も興味深いと思うのは、世の無常の中で出家し脱執着を目指す長明自身がむしろ住まいに対して強烈な執着心を抱いているという点です。 方丈の草庵がいかに理想的であるかという点を懇々と論じ、自身でつけたタイトルも、方丈の庵を記したものであるから『方丈記』…。 執着を脱するということは到底できず、何らかの理念や思想を見出したとしても口にするや否やまたそれが執着となって現れてしまう。 その上で長明は、ニーチェの超人思想の論法ではありませんが、この矛盾を受け入れた上で自らの信じる道すなわち念仏を唱えることをひたすら突き進み行動することを、自らの『無常観』としたのではないかと感じました。
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[新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る 著:鴨 長明 編訳:左方 郁子 PHP新訳新書 紙版 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。……」 無常・無常観の文学「方丈記」 平安末期から鎌倉前期に生きた、風流人、鴨長明の作品である リアリストである、...
[新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る 著:鴨 長明 編訳:左方 郁子 PHP新訳新書 紙版 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。……」 無常・無常観の文学「方丈記」 平安末期から鎌倉前期に生きた、風流人、鴨長明の作品である リアリストである、鴨長明が描き出す、災害や災厄の数々 単なる歴史書が描く世界に比べて、臨場感あふれる世界は、死が常に人々の隣にあったことを示すようで切ない 母の命が尽きたのを知らずに、なお、乳を吸いながら眠っている幼い赤子のくだりは、無常ではなく、無情である 下鴨神社の後継者争いに敗れ、妻子を失ったと思われる鴨長明は、和歌と管絃に生きる 60を前に、出家して、草庵に引きこもった彼は、当時も、変人とみられていたようである。 災厄を本書では、不思議と称している。 四季のよそおいとともに、大火、遷都、飢饉、地震などの災害が京都を襲うさまが描かれています。 本人ではままならない移り変わりに、落伍者とみるのか、世捨て人とみるのか、生きることは今も昔も、すさまじきことと感じました。 目次 はじめに 「方丈記」訳文・原文・解説 序 人と住居は無常を競う 1 5つの不思議 安元の大火 不思議の① 治承の旋風 不思議の② 突然の都遷り 不思議の③ エピソード/古京は荒れて新都は成らず 養和の飢饉と疫病 不思議の④ エピソード/さまざまな悲劇 エピソード/死者の数をかぞえる法師 養和の大地震 不思議の⑤ 2 方丈に暮らす日々 いかに生きるべきか 遁世のいきさつ 3 終の栖 日野の方丈 組み立て式の草庵 風流三昧の日々 少年と遊び、名所旧跡を歩く 静かな夜なら わが身のための庵 閑居の楽しみ 結び 自ら問う 各論 鴨長明の生涯 重代のみなしご 下鴨神社の社家に生まれる 歌と管絃に励む前半生 短歌所の寄人に出世 大原に遁世 出家の内的動機 鎌倉への旅と日野の方丈暮らし 数寄と仏道を求めて 災害文学と無常観 大火の体験から 暴風と遷都の体験から 飢饉と地震の体験から 住居の文学 数寄と仏道修行 鴨長明略年譜 おわりに ISBN:9784569803418 出版社:PHP研究所 判型:新書 ページ数:168ページ 定価:950円(本体) 2012年05月10日第1版第1刷発行
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