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かみさまはいるいない? 谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本
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かみさまはいるいない? 谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本

谷川俊太郎【文】, 清川あさみ【絵】

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かみさまはいるいない? 谷川俊太郎さんのあかちゃんから絵本

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 クレヨンハウス
発売年月日 2012/04/26
JAN 9784861012204

かみさまはいるいない?

¥220

商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2024/08/03

 タイトルを見た瞬間、密かに私が知りたいと思っていた問いだと感じ、これについて、詩人の谷川俊太郎さんはどのような事を書いているのか、気になって借りた。  黒を背景とした中で鮮やかに際立つ、清川あさみさんの糸や布にビーズ、その他の小物まで、あらゆる物を活用した、イマジネーション豊...

 タイトルを見た瞬間、密かに私が知りたいと思っていた問いだと感じ、これについて、詩人の谷川俊太郎さんはどのような事を書いているのか、気になって借りた。  黒を背景とした中で鮮やかに際立つ、清川あさみさんの糸や布にビーズ、その他の小物まで、あらゆる物を活用した、イマジネーション豊かでカラフルな世界は、人それぞれに思うところが異なるような、一つの答えを見出せないところに、人間の真価を試されているような気がする。  谷川さんの始まりの文はこうだ。 かみさまがいる (らしい) どこにいるのか かみさまはみえない でもどこかで かみさまはみている (らしい)  ここの清川さんのアートは、ハート型に囲まれた真珠のような輝きを放つ、それは首飾りのような贈り物にも、真実を見抜こうとする目のようにも見えてくる。  もう少し続きの文を書いてみると かみさまはむくちだ かわりににんげんがかたる かみさまはみえない かわりににんげんがかみさまをえがく  逆さに描いた、人間の進化過程の歩みが何とも皮肉的であると共に、実は高尚なのかもしれないと思わせた、それは神様も人間も不思議さでいったら、実はそんなに変わらなくて、その存在が見えるか見えないかだけの違いなのかもしれない。  と思っていたら、イモリのような生き物の方が、複雑で手の込んだ編み込みや描き方をしているのを見ると、やはり、そんな単純なものでは無いとも思えてくる。  その後の、美しいものを巡る醜い争いや、怪獣のようなものが町を破壊する場面を経てからの雨には、哀しみよりも慈愛を感じられた事に救いを見出せた、宝石のような美しさであり、それをきっかけに次々と自然が躍動してゆく展開には、理想的な世界の姿を描いているようにも思われたところに、却って胸を打たれるものがあった。  その中でも、私が気になった文はこれだった。 かみさまなんかいなくていいとおもってるひともいる そのひとたちはかみさまのかわりをじぶんでつくる  これには腑に落ちるものがあって、神様がいるかいないかが重要なのではなく、人間が生きていくにあたり、神様のような存在を自分の心の中に作ることが大切なのではと感じられて、それが心の拠り所になったり、自分自身が納得するための生き方や、あらゆるものたちと共存共栄していく為の一つの指針になるのではないかと、私には思われた。  ちなみに、クレヨンハウスから発行された本書は、『あかちゃんから絵本』シリーズの10巻目だそうで(2012年)、最初はこのような内容があかちゃんに分かるのだろうかと思ったが、実は様々な潜在能力を持った最も神秘的な時期は、生まれた当初のあかちゃんで、そこから少しずつそれが失わてゆくような話を聞いたことがあり、シリーズのテーマとしては、あかちゃんから大人まで楽しめる絵本ということだが、もしかしたら、あかちゃんも他の人に伝えることができないだけで、実際には、強く何かを感じているのかもしれない、そんな期待感も抱かせてくれる絵本だった。

Posted by ブクログ

2024/07/04

清川あさみさんの刺繍が美しい作品。谷川俊太郎さんの素朴な言葉には厚みがあって、世界のあり方に思いをはせてしまう。

Posted by ブクログ

2024/01/18

谷川俊太郎先生のやさしい言葉が詠うのは、「かみさま」の信じ方の違いで戦争が絶えないこの世界への警鐘なのでしょう。戦っても、「かみさま」はどっちの勝ちとも言ってくれるはずがないのに、分かっているはずなのに。きらめく糸やパーツを散りばめた刺繍画が神秘的で、ため息が出ます。

Posted by ブクログ