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勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | 中国、韓国などの新興国の台頭により、日本のものづくりは苦戦。2000年代以降、市場環境が大きく変化した点を取り上げ、日本企業を取り巻く現実を分析。 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2012/04/19 |
JAN | 9784062881517 |
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商品レビュー
3.5
24件のお客様レビュー
1.この本をひと言でまとめると 日本の製造業企業再生の道 2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度 ・人を通じた情報流出は、日本の企業が長年にわたって行ってきた「技術者の使い捨て」のツケという側面もあります。「義理堅く誠実」という日本人のメンタリティを考えると...
1.この本をひと言でまとめると 日本の製造業企業再生の道 2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度 ・人を通じた情報流出は、日本の企業が長年にわたって行ってきた「技術者の使い捨て」のツケという側面もあります。「義理堅く誠実」という日本人のメンタリティを考えると、企業が大切な技術情報を扱ってきた人たちをそれなりに優遇するとか、定年後も彼らの力をどこかで生かすような扱いをしていたら、おそらくこのようなことは起こらなかったでしょう。(p73) →会社の姿勢そのものが原因。ここまでの視点を持ち合わせた経営者がいなかったのが残念。 ・デジタルものづくりの本質とは、組織の在り方、動き方の変革を伴うもの(p95) →うちの会社はまだアナログものづくり。危機感をもちました。 ・自由で柔軟な発想の芽を摘む話(p136あたり) →地元の公園でも遊具の撤去がありました。。。マニュアル通りで責任を取らない人を増やさない教育を考えないといけない。 ・サムスン電子が大飛躍を遂げた秘密は、松下幸之助の理念を愚直に実行してきたことにあった(p214) →これを聞くとなんだかうれしい。日本もまだ可能性があるような気持ちになれる。 ・いまの日本がまずやるべきことは、『負けている』ことを一度きちんと認めることだ(p215) →変なプライドはいい加減捨てたほうがいい。現状を受け入れ、再出発して成功すればいいのだから。 3.突っ込みどころ ・日本の法人税の高さは、海外で活動している競争力のある他国の企業の日本進出を阻む防波堤(p46) →TPPに賛成するなど、グローバル化の立場からはこの考え方はおかしいのでは?製造業を政策で保護しているだけのように思える。 ・元サムスン電子常務の吉川氏がほとんど書いたのでは?サムソン電子の事例が多すぎる。 4.自分語り ・この本の内容は大部分が以前から指摘されていた内容だと思うが、それでも日本の大手企業(パナソニックやシャープ等)がなぜ赤字なのか、なぜ変れないのか本当のところを知りたい。 5.類書 ・空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書) 松島 大輔 (著)
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"物づくり、製造業がグローバル競争でいかに生き残るかを、サムソン電子の常務を経験した著者が喝破する。円高、社会インフラコストのせいだと言い訳を言っている場合ではないと。 日本の技術流種が大規模に行われている現状に、驚く。 とはいえ、まだまだ日本が世界に秀でる技術もあ...
"物づくり、製造業がグローバル競争でいかに生き残るかを、サムソン電子の常務を経験した著者が喝破する。円高、社会インフラコストのせいだと言い訳を言っている場合ではないと。 日本の技術流種が大規模に行われている現状に、驚く。 とはいえ、まだまだ日本が世界に秀でる技術もある。各企業が世界中で社会貢献ができるはず。政治や経済動向に左右されずに。"
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失敗学の畑村洋太郎氏と「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」の吉川良三氏の共著。 ものづくりを「もの」「つくり」と捉え、日本が「つくり」にこだわっていて伸び悩んでいるのに対し、アップルやサムスンのように「もの」に重きを置くことも必要だとする。無駄に高機能なものをつくっても仕方がな...
失敗学の畑村洋太郎氏と「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」の吉川良三氏の共著。 ものづくりを「もの」「つくり」と捉え、日本が「つくり」にこだわっていて伸び悩んでいるのに対し、アップルやサムスンのように「もの」に重きを置くことも必要だとする。無駄に高機能なものをつくっても仕方がないというのは、ブルーオーシャン戦略を思い出した。 ただ、書いてあることは「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」とそう変わりがないように感じた。
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