- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 児童書
海辺の宝もの
定価 ¥1,650
550円 定価より1,100円(66%)おトク
獲得ポイント5P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2012/04/18 |
JAN | 9784751524763 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/26(火)~12/1(日)
- 書籍
- 児童書
海辺の宝もの
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
海辺の宝もの
¥550
在庫あり
商品レビュー
4.3
19件のお客様レビュー
小学高学年生向け「将来を考える本」を探して。 化石採集者で古生物学者であるメアリー・アニングの物語風の伝記。 メアリーの生まれた町はイギリス南部の海辺の町ライム・リージスで、近くの海岸はこの当時は「変わり石」と呼ばれていた化石の宝庫だった。 メアリーのお父さんが家計の足しにする...
小学高学年生向け「将来を考える本」を探して。 化石採集者で古生物学者であるメアリー・アニングの物語風の伝記。 メアリーの生まれた町はイギリス南部の海辺の町ライム・リージスで、近くの海岸はこの当時は「変わり石」と呼ばれていた化石の宝庫だった。 メアリーのお父さんが家計の足しにするために集めていた変わり石集めにメアリーも夢中になる。このころの変わり石はただの不思議な石であり、上流階級者がインテラやアクセサリーを作るための小道具だった。 メアリーは、昔生き物だったアンモナイトや魚たちがなぜこんな形で石の中に残っているのか、なぜアンモナイトの殻の中は小部屋がたくさんあるのか、たまに見つかる骨の一部はいったいどんな生物だったのか、その生物はなぜ今いないのか、という好奇心を持つ。家族も村の人々もその「なぜ」には「神様がお作りになった」としてそれ以上は気にしていない。 だが変わり石を集め独自に分類していたメアリーのコレクションは、博物館の人々や科学者たちの目に留まるようになってゆく。 物語風なので読みやすいです。この頃のイギリスでは階級の差、男女の社会的地位の違いなどもわかるように書かれています。 出てくる人たちはいい人ばかりなので読んでいても素直にメアリーの成長をたどって行けるし、挿絵もとても良いんですよ。精密であり親しみやすく目に優しいんです。 伝記としても物語としても輝いている良い本でした。 メアリーが化石発掘をしたライム・リージスは、現在ではユネスコ世界遺産に登録されています。 https://www.expedia.co.jp/Lyme-Regis.dx182577
Posted by
1799年、イギリス南部の小さな海辺の町ライム・リージスに生まれたメアリーは、身分制度の厳しい当時のイギリスにあって、貧しい労働者階級の女性で子どもという最も学問から遠い立場だった。 それでも、化石採取者だった父親から採取の手解きを受け「変わり石」に魅せられて夢中で集め、手入れを...
1799年、イギリス南部の小さな海辺の町ライム・リージスに生まれたメアリーは、身分制度の厳しい当時のイギリスにあって、貧しい労働者階級の女性で子どもという最も学問から遠い立場だった。 それでも、化石採取者だった父親から採取の手解きを受け「変わり石」に魅せられて夢中で集め、手入れをしているうちに、なぜこうしたものがあるのどろうと疑問を持ち、その疑問を深めていき、ついには未知の化石を発見した。化石を売ることで家計の助けになったのも、化石の採取に邁進する原動力になった部分もあると思われる。 著者は、やはり古生物学や地質学の専門家であるカナダ人女性ヘレン・ブッシュさん。メアリーの生き方に感動し、ライム・リージスに移り住み、数少ない資料を元に書き上げたとのこと。その感動が読者にも伝わってくるように感じた。
Posted by
イクチオサウスルの化石を見つけた少女メアリー・アニングの物語。 変わり石(化石)を父と兄と一緒に海岸で探すメアリー。 学校で勉強するよりも週に1度のその時間が大好きだった。 やがて父を病気で亡くしたアニング一家は大工見習いの兄ジョセフの給金だけでは食い詰めるばかり。 メアリー...
イクチオサウスルの化石を見つけた少女メアリー・アニングの物語。 変わり石(化石)を父と兄と一緒に海岸で探すメアリー。 学校で勉強するよりも週に1度のその時間が大好きだった。 やがて父を病気で亡くしたアニング一家は大工見習いの兄ジョセフの給金だけでは食い詰めるばかり。 メアリーは父さんのように変わり石を売ることで家計を助けはじめる。 〇今の読者に向けて、鉱物・地質学・化石の科学的知識のさわりをさり気なくストーリーの中日本高速道路盛り込んでいる 〇家族や村の人たちとの関係も柔らかで、こうであってほしいなあと思う 友人が多かったのは確かなようなので、その人生はきっと豊かなものであったと信じている 〇この本を読んだあとは、化石を探したい!博物館に行きたい!メアリーの住んでいた町を訪れたい!地学って面白い!気持ちでパンパンになるに違いない
Posted by