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血引きの岩 ソノラマC
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血引きの岩 ソノラマC

星野之宣(著者)

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血引きの岩 ソノラマC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2012/04/20
JAN 9784022131737

血引きの岩

¥385

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2019/12/26

諸星大二郎御大とセットで語られることの多い星野之宣先生の、これが初読みとなる伝奇SF。しかし著者自身「残念」と前置きしているように、本作にホラーとしての真価を求めてはいけないようだ。琵琶湖=淡路島=勾玉の相似形に端を発する、主人公の女性教師と黄泉の女王イザナミの因縁の対決4編に加...

諸星大二郎御大とセットで語られることの多い星野之宣先生の、これが初読みとなる伝奇SF。しかし著者自身「残念」と前置きしているように、本作にホラーとしての真価を求めてはいけないようだ。琵琶湖=淡路島=勾玉の相似形に端を発する、主人公の女性教師と黄泉の女王イザナミの因縁の対決4編に加え、1話完結の短編「マレビトの仮面」「土の女」の計6話収録。これらの中から1編挙げるなら「マレビトの仮面」。構成の妙も相俟って味わい深い出来。

Posted by ブクログ

2013/07/28

作者超一流のこじつけ力は鳥肌ものの凄さで、未完で食い足りないのが惜しまれる。どんな話でも短編1話内できっちりエンタメにまとめてしまう性は良いことだと思うけど、作者の言う通り恐怖向きではないのかも。

Posted by ブクログ

2013/05/01

タイトルは「千人もの力で引かねばならないほどの重さの岩」 の意である「千引きの岩」すなわち、 黄泉に下った伊弉冉尊を迎えに行ったものの、 変わり果てた姿に恐れをなした伊弉諾尊が、 黄泉への入口である黄泉平坂を塞いだと言われる巨岩の名―― を、もじったもの。 日本の古代神話に材を得...

タイトルは「千人もの力で引かねばならないほどの重さの岩」 の意である「千引きの岩」すなわち、 黄泉に下った伊弉冉尊を迎えに行ったものの、 変わり果てた姿に恐れをなした伊弉諾尊が、 黄泉への入口である黄泉平坂を塞いだと言われる巨岩の名―― を、もじったもの。 日本の古代神話に材を得た短編ホラー漫画集。 但し、表題作を含む4編の連作は、一応オチが付いたように見えるが、 作者自身にとっては未完なのだそうだ。 1990年代半ば以降に起きた大規模な自然災害と、 その後に散発した、世間を震撼させた犯罪とが無関係ではなく、 ある力によって予め定められた地域で連動した――というストーリー。 ヒロインに手を貸す、法力を備えた美形の僧侶が、 繰り返し怪しい表情を浮かべていたので、もしや悪役なのか? と思ったが、違ったらしい。 いや、後々への伏線なのかもしれないけれど。 いつか完結するんだろうか。 余談だが、表紙裏が諸星大二郎「栞と紙魚子シリーズ」、 裏表紙裏が『巫女さん入門《初級編》』『巫女さん作法入門』 の広告っていうのが笑いを誘った(笑)

Posted by ブクログ