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超訳百人一首 うた恋い。(3)
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超訳百人一首 うた恋い。(3)
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商品レビュー
4.2
39件のお客様レビュー
尊敬とはまた違うのだけど、憧れる人物とか、なりたい人物の一人は昔の歌人の方々です。誰か一人に絞れと言われるとそれ程の知識はないので困るのですが、こう日頃の何気ないことを違った目線で感じられたり、その想いを簡潔かつ素敵に伝えられる日々はなんて素晴らしい日々なんだって感動します。家出...
尊敬とはまた違うのだけど、憧れる人物とか、なりたい人物の一人は昔の歌人の方々です。誰か一人に絞れと言われるとそれ程の知識はないので困るのですが、こう日頃の何気ないことを違った目線で感じられたり、その想いを簡潔かつ素敵に伝えられる日々はなんて素晴らしい日々なんだって感動します。家出て、電車乗ってていう単調な繰り返しもこんな豊かな感性を持ち合わせて入れれば、どう感じられるのだろうか、素敵なものに映るのだろうかと考えると凄く興味があります。そしてTwitterで一句‥。いいなぁ。
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百人一首の撰者である藤原定家を語り手に展開する百人一首マンガ・第3巻。 シリーズを3巻まで通して読み、恋模様を中心に描いた1巻や創作色が強めと感じた2巻よりも、紫式部が『枕草子』を描くまでが背景として一貫して描かれより史実的で好きだと思った。 優秀な紫式部が中宮・定子に真摯に仕...
百人一首の撰者である藤原定家を語り手に展開する百人一首マンガ・第3巻。 シリーズを3巻まで通して読み、恋模様を中心に描いた1巻や創作色が強めと感じた2巻よりも、紫式部が『枕草子』を描くまでが背景として一貫して描かれより史実的で好きだと思った。 優秀な紫式部が中宮・定子に真摯に仕える姿や、作品『枕草紙』の政治的背景にも触れられ、超訳と言えど勉強になる。 男女関係なく身分ゆえに身を引く切なさや、相手を想いながらも世のためと割り切り決断する場面など、今の時代とは比べものにならないくらい自分の立ち位置を意識して物事に向かわなければならない苦悩も見て取れる。 紫式部と藤原行成の友情や一辺倒にいかない恋模様を中心に、それぞれの登場人物がすごく魅力的に描かれていた。言葉巧みな和歌の素晴らしさを再認識。
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「枕草子」の清少納言と、藤原行成のエピソードが中心。才女ゆえに夫に疎まれ、離縁された清少納言が当時の恋人、藤原実方の勧めで宮中入りし、中宮定子に仕える程才覚を現していく…。 清少納言の兄と末の松山の恋はせつない。父・元輔が代わりに詠んだらしいですが… 藤原の道隆と貴子のお話も...
「枕草子」の清少納言と、藤原行成のエピソードが中心。才女ゆえに夫に疎まれ、離縁された清少納言が当時の恋人、藤原実方の勧めで宮中入りし、中宮定子に仕える程才覚を現していく…。 清少納言の兄と末の松山の恋はせつない。父・元輔が代わりに詠んだらしいですが… 藤原の道隆と貴子のお話も良かった。この夫婦から中宮定子が生まれる訳です。 君をおきて あだし心を わが持たば 末の松山 波をこえなむ(末の松山) ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ 末の松山 波こさじとは(清原元輔) かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを(藤原実方朝臣) 忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな(儀同三司母) これは今の自分の心境に近い(笑)
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