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新月譚

貫井徳郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2012/04/11
JAN 9784163812908

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商品レビュー

3.5

139件のお客様レビュー

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2022/07/10

最初は、所謂美人のお話かよと思ったけど、骨格削るレベルの整形美人でストーリーに面白みが増した。和子さん、スタイルは良くて良かったね。あと、ベストセラー作家の貫井さんだからこそ、編集者とのやり取りがリアル。

Posted by ブクログ

2022/02/01

いっや〜〜〜驚いた‼︎ 凄い凄い‼︎ 読んでる途中で、背表紙を確かめ、 「これって本当に貫井さんの作品?」って思ったほど、今まで読んだ、ぬっくんの作風とは違いました。分厚い単行本560ページ。夢中で読み切りました。 ミステリーとか推理小説ではありません。言うなれば、究極の恋愛小...

いっや〜〜〜驚いた‼︎ 凄い凄い‼︎ 読んでる途中で、背表紙を確かめ、 「これって本当に貫井さんの作品?」って思ったほど、今まで読んだ、ぬっくんの作風とは違いました。分厚い単行本560ページ。夢中で読み切りました。 ミステリーとか推理小説ではありません。言うなれば、究極の恋愛小説。好きでない方もいるかもしれないけど、私は心を掴まれました!と同時に、ぬっくん、女性の目線での描き方も素晴らしい!どちらかといえば、硬質な男性的な作家さんだと思ってましたが、いやいや…凄まじい恋愛小説でした。 ネタバレしたくはないけど、若干ストーリーに触れてしまうので、近々に読む方はご注意を。 勤めた会社の社長である、木之内との恋愛で、苦しみながらも離れられない和子。潔癖な方から見れば、なんであんな男に?ってなるんだろうけど、恋愛ってそういうものですよね。自分の容姿に自信がない和子が整形手術を受けるあたりの、両親の…特に父親の言葉も非常に印象に残る。そして、誰もが羨むほど美しくなっても、それゆえに妬みや嫉みを買う。結局本人の心の持ちよう、人との付き合い方に尽きるのだと強く思わされる部分でもある。 美しくなるのも、作家・咲良怜花となるのも、そこで向上したり変化していくのも、全て全て、木之内のため。もう、そのあたりは、胃のあたりをきゅう〜〜と捕まれた感じでキリキリと痛みも伴いながら読んだけれど、私個人としては「気持ち分かる…」となってしまい、結局、究極、人は1番好きな人に1番と認められることが幸せなんだということ、それを深く感じました。 作家の産みの苦しみや、親との関係や、学生時代の女友達とのこと、第二の人生…となっても、だから全てが上手くいくわけではない。いろいろなテーマがあるけど、やっぱりこれは『愛情』の物語なんだよなあ〜と思ったのでした。切なく苦しかったけど…。 ぬっくん、凄いな・・・‼︎ 印象に残ったところを少し。 ーーーーー 満足なんてできなかったわよ。だって、言葉で語れることは限界があるんだもの。 かつてわたしは、恋愛の苦しみなど贅沢な悩みだと思っていた。苦しみを味わえるだけ、幸せではないかと冷ややかに考えていた。だが実際には、苦しみを甘美だと感じる余裕はない。苦しみは苦しみでしかない。 もう一度産み直せと、お前は言ったな。そうしてやる。だから、顔だけでなく心も綺麗になって戻ってこい。 正直に答える気にはなれなかった。(中略)ただ滑稽なだけだ。しかも至極ありふれていて凡庸な響きすらある。わたしにとっては天地を揺るがす大事件でも、言葉にしてしまえば小さくなる。 言葉に囚われ、そして木之内に囚われている私。そのふたつ以外に、わたしを構成するものはないのだった。 「わたしはいいんです。小説家だから」 ーーーーー 10年くらい前の作品なんですね。改めて、ぬっくんの別の面を見れたようで嬉しいです。

Posted by ブクログ

2021/02/06

売れっ子の作家だったのに、ピークの時に引退をしてしまった咲良怜花という作家の話。 なんで売れていた時に引退をしてしまったか?咲良怜花に会って話を聞きます。 この人はなんて不器用な生き方をしてしまったのだろうと思いました。 みんながうらやむ容姿を手に入れ、売れっ子の作家...

売れっ子の作家だったのに、ピークの時に引退をしてしまった咲良怜花という作家の話。 なんで売れていた時に引退をしてしまったか?咲良怜花に会って話を聞きます。 この人はなんて不器用な生き方をしてしまったのだろうと思いました。 みんながうらやむ容姿を手に入れ、売れっ子の作家という地位も手に入れたのに、その生き方は、1人の男性に左右され、全部をその人のために注いで生きている。 その男性がまともなら問題ないのですが、まともじゃないときだから厄介です。 ただ、ヒモのような男性じゃなくて良かったなぁ。

Posted by ブクログ

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