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境界なきフェミニズム サピエンティア23
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境界なきフェミニズム サピエンティア23

C.T.モーハンティー(著者), 菊地恵子(訳者), 吉原令子(訳者), 我妻もえ子(訳者), 堀田碧(監訳)

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境界なきフェミニズム サピエンティア23

定価 ¥4,290

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2012/04/06
JAN 9784588603235

境界なきフェミニズム

¥2,750

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2020/12/25

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11240778&opkey...

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11240778&opkey=B160888419855307&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=100&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

Posted by ブクログ

2014/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 人種や階級、性、国家といった境界を越えた連帯は可能だろうか。 第三世界の貧しい女性の生活を出発点におき、植民地主義やグローバリゼーションを問うフェミニズム論。 世界中で議論をよんだ「西洋の視線の下で」やその再考など、9つの論文からなる著者の代表作。 フクシマを経験した私たちに勇気を与える「日本語版への序文」所収。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2012/05/02

確認先:品川区立品川図書館(KK03) 「西洋のまなざし」にどれほどフェミニズムが影響されているのかを問うたモーハンティーの邦訳書。インド出身ということもあり、サバルタンスタディーズや『女性・ネイティブ・他者』のように女性と植民地の問題がその主題となる傾向は往々にして「ポストモ...

確認先:品川区立品川図書館(KK03) 「西洋のまなざし」にどれほどフェミニズムが影響されているのかを問うたモーハンティーの邦訳書。インド出身ということもあり、サバルタンスタディーズや『女性・ネイティブ・他者』のように女性と植民地の問題がその主題となる傾向は往々にして「ポストモダニズムとの親和」とミスリーディングされたかもしれないと筆者自身もうすうす気づいているようである。 しかしながら一読して期待はずれであったのが実情であろう。理論が陥った「西洋のまなざし」への捉え返しが中途半端な格好で尻つぼみしてしまったからであり、同時に言えば「グローバリゼーション=再植民地化」という方程式の単純さに囚われたからでもあろう。 皮肉にも「境界なきフェミニズム」を謳ったはずの本書はその内部に「グローバリゼーションによって引き去れた境界を補強する」関係を構築してしまっているのも事実であろう。反グローバリゼーション(=公平・公正のグローバル化要求)のセオリータームが結局は「西洋のまなざし」に回収されていることに自覚していたはずなのにそれを失念した痕跡が見て取れる。特に日本語版へのはじがきでは完全に失念した彼女の文体に憤りすらもよおしてしまう(文体があまりにもナオミ・クライン似であることに注目せよ)。この失念というか無自覚はモーハンティー以上に日本語訳者に顕著だ(旗手ではないという自覚があるだけに悪質といっても差し支えないだろう)。 モーハンティーにあえて問いを投げかけるならばこうなるだろう。「アンチ・グローバリゼーションセオリーがグローバリゼーション化している皮肉」に対してフェミニズムはいかに有効な言説を模索することができるのか、と。そしてこれは労働運動に回収されやすくなっている日本のフェミニズム活動家に対して一律に求めざるを得ない問いでもある。

Posted by ブクログ

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