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神学入門 プロテスタント神学の転換点
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新教出版社 |
発売年月日 | 2012/03/30 |
JAN | 9784400319818 |
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神学入門
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佐藤優氏が監訳・解説をしているので読んでみました。神学史・哲学史が非常に平易な言葉で分かりやすく解説されている。特に自由主義神学から弁証法神学(危機、新正統派神学などの呼び名が多い)への転換ということで、バルトの理解がしやすい。ニーチェ、ドストエフスキー、キルケゴール、フォイエル...
佐藤優氏が監訳・解説をしているので読んでみました。神学史・哲学史が非常に平易な言葉で分かりやすく解説されている。特に自由主義神学から弁証法神学(危機、新正統派神学などの呼び名が多い)への転換ということで、バルトの理解がしやすい。ニーチェ、ドストエフスキー、キルケゴール、フォイエルバッハにも説明が及んでいることも、全体像を把握するためには極めて分かりやすい。神学者としてのフォイエルバッハが神が二番手(一番手は宗教的体験)の位置にあるならば、神に依存することはない。人間が神を作ったのである。との説明は目から鱗だった。ドストエフスキーについてはP89から詳細な説明があり、彼の中で信仰の光が消えてなかったとの論証は説得力に富む。キルケゴールについてもP110から詳細。トレルチ「キリスト教の絶対性」の独特のキリスト論、ニーバーの左翼的立場の背景などもコンパクトな説明で、多くの疑問が解けたような快感を感じた。
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