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2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代-迫りくるニュー・ノースの時代
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2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代-迫りくるニュー・ノースの時代

ローレンス・C.スミス【著】, 小林由香利【訳】

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2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代-迫りくるニュー・ノースの時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2012/03/24
JAN 9784140815359

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商品レビュー

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2021/03/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

巨大潮流(メガトレンド)をテーマに据え、未来の開発と発展の舞台として着目すべきNew North(北緯45度以北の全ての陸と海)の将来像を考える、という思考実験の本。 邦訳が出たのが2012年で、思考実験を展開するにあたり前提をいくつか置いているのだが、そのうち「死に至る病気の大流行は無い」というものがあり、この前提はコロナで崩れてしまっている、というところについては、2021年の今から読む場合には注意すべき。 第1部は、現在の世界の課題と今後の展望について触れている。高齢化社会では外国人熟練労働者を惹きつけられる国が成功していくことになる、という論点には納得。また、「飲料水確保のためには広範な地域で少額ずつの投資や支援をする必要があるが、世銀やIMFは1カ所で10億ドルを使う方法は知っていても100万カ所で1000ドルずつ使う方法を知らない」という視点は、痛快な皮肉である。 第2部は、New Northで起きている課題について。 気候変動により北の高緯度地方により大きな影響を与え、農業が大変動する可能性があること、ロシア以外の極北地では2050年までに人口が増加する見込みが高いこと、先住民たちが政治的影響力を持って気候変動に自らの力で立ち向かう兆しが見えていることなど、いくつか面白い情報が述べられている。このあたり、2012年時点の実情と今後の展望を、2021年の今の立場で再検証してみるのも面白そう。それだけで大学の卒論か修論が一本、書けるのではないか。 第3部は、今後の発展に向けた結束や展望について。 ここでも気候変動は大きなテーマであるとしているが、凍っている炭素が解凍されることが必ずしも温暖化を助長するわけでもなく、急成長した植物が炭素を貯蔵するようになるかもしれない、という、他ではあまり見られない可能性についても触れている。 最終章では、新たな文明の発展要因を挙げており、これをジャレド・ダイヤモンド(著者の大学の同僚とのこと)が挙げている文明崩壊の要因と対比している。ここを見ると、確かにNew Northには発展できるだけの要素がある程度、揃っていることが分かる。 著者の主張から10年近くが過ぎ、New Northとして挙げられているアメリカ、カナダ、アイスランド、グリーンランド、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ロシアのそれぞれの北緯45度以北の地域がどのようになっているのか、少し興味がわいてきた。少なくとも、ロシア以外は住んでみたいかな、と思える国ばかりである。New Northの「今」を教えてくれる本がないものか、気になりつつ読了。

Posted by ブクログ

2013/05/13

第一部~二部すべて、キーワードだけでしか、ニュースで知ることができなかったことについて、詳細に説明や、データがあります。真実味をもって問題を考えることができると思います。 丁度、カリフォルニア州にいます。自然の部分は、乾季で緑が消えているのに、会社や住宅地の周りは緑に保たれてい...

第一部~二部すべて、キーワードだけでしか、ニュースで知ることができなかったことについて、詳細に説明や、データがあります。真実味をもって問題を考えることができると思います。 丁度、カリフォルニア州にいます。自然の部分は、乾季で緑が消えているのに、会社や住宅地の周りは緑に保たれているのを、考え直させられます。”都市の水”という意味は、飲み水だけではなく、こういった資源も含まれるんですね。 第三部は、学者さんらしく、"結末"にいろいろな可能性を加味し、また確度別に述べているのも面白いと思いました。

Posted by ブクログ

2013/03/15

気候変動により、2050年には、「ニューノース」(北緯45度以北)の時代が来る…。 地下資源、労働人口…。 そんな時代が来ることを予感、実感させる。

Posted by ブクログ

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