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南三陸日記
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2012/03/30 |
| JAN | 9784022509697 |
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南三陸日記
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
その日、私は日本にいなかった。 空港ラウンジでNHKワールドが流れていて、急に日本地図の右側が赤くなり、周囲のザワザワした雰囲気で読んでいた本から目を上げた。成田行きは飛ばないという。帰れないことに苛立つサラリーマンたちの中で、不安が徐々に高まる。当日はホテルに戻り、なんとか家...
その日、私は日本にいなかった。 空港ラウンジでNHKワールドが流れていて、急に日本地図の右側が赤くなり、周囲のザワザワした雰囲気で読んでいた本から目を上げた。成田行きは飛ばないという。帰れないことに苛立つサラリーマンたちの中で、不安が徐々に高まる。当日はホテルに戻り、なんとか家族と連絡がつき、次の日、奇跡的にフライトができた。機内で繰り返し流れていた「I will be there with you」に勇気を得、複雑な感情を反芻させながら、天井の落ちた成田に着いたのだ。 言葉を失う。 ー がれきの中を歩くたびに、怒りと悲しみに満ちた疑念が胸の中に押し寄せた。被災地では、土砂にまみれた時計の多くが地震の起きた午後2時46分ではなく、午後3時20分前後で止まっている。津波が押し寄せた時間だ。多くの命が奪われたのは地震発生の直後ではなく、おそらく約30分後のことなのだ。そう思う度に、胸が張り裂けそうだった。 30分。生き延びた人たちの命運を分け、その後悔を凝縮した時間。あの時、ああしていれば。 ー 先日、少年野球の練習にユニホームを持っていこうとした息子の海くん (11)を叱った。「ほかの子は着てないでしょ。もっと考えなさい」そう言った後、急に涙が出そうになって、息子を背中から抱きしめた。「ごめんね。何も悪くないのにね」 涙が止まらない。自粛ムードを揶揄する言説に対し、オマエに何が分かるのかと突きつける。千羽鶴をバカにする奴ら対し、当事者のフリをして分かった気になるなと訴えるように。 涙が止まらない。生き残った人の後悔。たくましく生きる日々に我慢して飲み込まれた嗚咽の数。墓に並べられた家族たちの名に対して。
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一人ひとりの体験を読むと居た堪れなくなり自分が生き残ったら迷惑かけてしまうのだろうなぁとか生きる力はなくなると消極的になる。 愛する人、守りたいものがある人たちはどのコラムをみても生き抜く力や顔つきが全然違う。 小説を読んでも味わえなかった現実感や重みが写真や当事者を目の当たりに...
一人ひとりの体験を読むと居た堪れなくなり自分が生き残ったら迷惑かけてしまうのだろうなぁとか生きる力はなくなると消極的になる。 愛する人、守りたいものがある人たちはどのコラムをみても生き抜く力や顔つきが全然違う。 小説を読んでも味わえなかった現実感や重みが写真や当事者を目の当たりにすることによって得られ自分のこれからの生き方や考え方が少し変化したけどやはり根っこから変わらない限り生き抜きたいとは思わないのかも。
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本日3.11今年初めにヒボさんのレビューを見て手元に置いていた本書を読了。涙腺崩壊。 朝日新聞の記者の三浦さんが震災被災地の様子を現地に赴任し綴ったコラム「南三陸日記」 1ページ目から心が震わされる物語。 ページを捲るたびに目に飛び込む被災地の様子。 ここに綴られた日記以外に...
本日3.11今年初めにヒボさんのレビューを見て手元に置いていた本書を読了。涙腺崩壊。 朝日新聞の記者の三浦さんが震災被災地の様子を現地に赴任し綴ったコラム「南三陸日記」 1ページ目から心が震わされる物語。 ページを捲るたびに目に飛び込む被災地の様子。 ここに綴られた日記以外にも沢山の出来事があったことだろう。。 ー「海をコンクリートで固めても、人は守れない。親や地域がどこまで真剣になって子に語り継げるか。結局は愛情の問題なんだよ」 1896年、明治三陸津波の教訓を語り継ぐ活動を続ける光一さんの言葉に防災対策の課題の本質を見た。
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