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利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業 PHPサイエンス・ワールド新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2012/03/19 |
JAN | 9784569800523 |
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利己的遺伝子から見た人間
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
自分のコピーを持った遺伝子は残りやすい。これは利己的な遺伝子を分かりやすく言い換えたもの。これが自然選択の単位を遺伝子とした時のイメージ。最初にDNAのコピーなどの仕組みの説明があって、ちょっとややこしいが、いろいろな事例で利己的な遺伝子が子孫に残っていくことを説明している。
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20年以上前にドーキンス博士の著作を読んだ時の衝撃はよく覚えていて、その後のお話を知りたくて読んだ。 生命の起源に関する洞察が一番おもしろい。
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残念ながら愉快と言えるような内容ではなかった。途中の生物化学的な話はほとんど読み流してしまった。ドーキンスの本は読みそびれているので、それより分かりやすいのかどうかは判断できない。言おうとしていることは分かる。コブハサミムシの母親を食べる遺伝子が生き残りやすかったということも分か...
残念ながら愉快と言えるような内容ではなかった。途中の生物化学的な話はほとんど読み流してしまった。ドーキンスの本は読みそびれているので、それより分かりやすいのかどうかは判断できない。言おうとしていることは分かる。コブハサミムシの母親を食べる遺伝子が生き残りやすかったということも分かる。「つわり」の話とか、子どもの野菜嫌いもなんとなくそうかなあと思える。ただ、母方の祖母の方が孫の面倒をよくみるとかは、文化的・後天的な背景の方が強いような気もする。それより何より、代理母の問題。自分に近い遺伝子を残すという発想からすると、代理で産んだ子どもは、姉妹の受精卵とかでない限りは、自分の遺伝子からは遠いわけで、受胎後も排除するとか、産んだ後も特に愛情がわかないとか、そういう方が利己的遺伝子にあっているように思えるのだが、どうなんだろう。まあ、人間の身体の仕組み自体が、そんな新しい医療技術についていけていないのは事実だろうが。
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