神津恭介への挑戦 光文社文庫

高木彬光【著】

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2012/03/13
• JAN: 9784334763886

商品レビュー

2020/02/02

スカパーでドラマを見ていたので初読みの作家さんではありますが映像を頭の中で再生しながら読みました。にしても…個人的にはすごくイヤミスな作品になりました。女性を性の対象としか見ないクソ男の話で気分悪いし、神津恭介は引退してる設定で全然出てこないし…なんか思ってたのと違いました。トリックはもしかして…とすぐわかってしまい、誰もそれを指摘しないし。指摘したら多分物語は半分で終わっちゃうかf^_^;他の作品を読むかは微妙です。

2016/07/08

満員電車内の毒殺事件に始まり、衆人環視下のマンションで死体が消失してしまう事件、そして京都のホテルで起こったある人物の失踪事件、魅力的な謎がテンポ良く導入されるので飽きさせませんし、トリックも水準レベルで面白いです。しかし、往年の作品と比べるとどうしても物足りなく感じてします。
また、松下研三が空気のような存在なのと、ヒロインのキャラ設定と台詞が古臭いのが残念です。

2013/04/24

平成三部作の1冊目。
ワトソン役が新米の女性記者に変わった……のはいいが、口調が大時代でなかなか笑える。