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ラガド 煉獄の教室 光文社文庫

両角長彦【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2012/03/13
JAN 9784334763862

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商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2017/03/07

純粋に推理を楽しむミステリー小説ではない。 ホラーミステリーといえばいいのか、それともSFミステリーといえばいいのか。 終盤に向かうまではとても面白かった。 テンポの良さ、登場人物たちの動きがわかりやすく描かれ戸惑うことはない。 やたらと多い教室内の図式もいい。 事件当日のようす...

純粋に推理を楽しむミステリー小説ではない。 ホラーミステリーといえばいいのか、それともSFミステリーといえばいいのか。 終盤に向かうまではとても面白かった。 テンポの良さ、登場人物たちの動きがわかりやすく描かれ戸惑うことはない。 やたらと多い教室内の図式もいい。 事件当日のようすを探ろうと情報を集める秘書やテレビ局。 証言に基づき事件を解明しようとするふたりは、互いに情報を補完しながら真実へと近づいていく。 事件の本質は思いがけないものだった。 次々と明らかになっていく新事実は隠されていた過去や人の醜さをあぶりだしていく。 ではこの物語の本質はなんだろう? ホラーという素材をミステリーで味付けしたような、ちょっと変り種の面白さがある物語だった。

Posted by ブクログ

2014/09/14

『自由は、野方図の中からひとりでに生まれるものなどでは絶対にありません。『よき管理』のもとで初めてあたえられるものだということを、わかってくれたんです。』 面白かったけど、ミステリの枠を飛び越えてしまったので、期待していたものではなかった。でも、これはこれで良かったな。続編が出...

『自由は、野方図の中からひとりでに生まれるものなどでは絶対にありません。『よき管理』のもとで初めてあたえられるものだということを、わかってくれたんです。』 面白かったけど、ミステリの枠を飛び越えてしまったので、期待していたものではなかった。でも、これはこれで良かったな。続編が出て欲しいな。

Posted by ブクログ

2013/07/26

3  巻末の綾辻行人との対談で、著者は“広義のミステリーとして書いた”と言っているが、今どきの“広義のミステリー”ほど曖昧なジャンルはない。仮説と否定が繰り返される構成は、ある種のミステリの構造の一つとしてすでにある。しかし本作は基本的に読み手から情報を隠し、作中人物が勝手に仮...

3  巻末の綾辻行人との対談で、著者は“広義のミステリーとして書いた”と言っているが、今どきの“広義のミステリー”ほど曖昧なジャンルはない。仮説と否定が繰り返される構成は、ある種のミステリの構造の一つとしてすでにある。しかし本作は基本的に読み手から情報を隠し、作中人物が勝手に仮定を構築し、勝手に否定されていくのを大量の図版と一緒に傍観していくだけなのが物足りない。個人的には、教室を舞台にしたSF謀略小説と感じたが、あながち的外れでもなかったようだ。やはり対談で、著者はかつてはシナリオライター志望でSF好きで映画好きということが明かされるが、なるほどそういった嗜好や特徴が本作には表出している。ラストに向けての図版の連続によるスピード感は圧倒的で、盛り上がりにも一役買っている。このあたりは多分に“実験映像”的で作家受けは良さそうだが、はたしてそうでない向きにはどうだろう。 本作を“面白かった”と言い切れないのは、肝であるはずの“空気感”あるいは“空気を動かす感”がいまいち伝わってこないからだろうか。描写自体はあるのだが、作中人物に陳腐な台詞を喋らせているだけで説得力はあまりない。そのあたりは、状況描写は図版におまかせのシナリオ的筆致が逆に足枷になった感がある。

Posted by ブクログ

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