不埒な夜 B-PRINCE文庫

砂床あい【著】

• 販売会社／発売会社: アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング
• 発売年月日: 2012/03/08
• JAN: 9784048862653

商品レビュー

2013/09/09

前作がとても面白かったのでちょっと期待しすぎたかな。
や、充分すぎるほど変態だったんですけどね！ｗｗｗｗ

2012/05/03

将吾への愛も深まり仕事にも熱が入る泰斗。
将吾への愛ゆえに仕事のドールにまで異常な程のめり込みついにはそっくりさん？？まで作ってしまって。
そのせいで将吾との関係がギクシャクしては本末転倒なのですが（笑）
このようなものを作らせるまで愛される将吾は幸せ、ですね～♪

2012/03/15

「一途な夜」の続編。男っぽくて色気ダダ漏れな赤羽根ゴム工業社長の将吾×天然で真面目で何事にも一途なヤスダ理研研究員の泰斗cpが再登場です。
こういう傲岸不遜攻と天然ちゃん受cpは王道そのもので、それだけに面白ければ満足感も倍増ですね。
前回はコンドーム開発で、今回はラブドール製作に関わるお仕事ストーリーが、目からウロコの面白さです。ｾﾝｾも仰ってるように、生きていく上でまったく必要のない知識ではあるのですが、それゆえに未知のシモネタには興味津々になれます。ほんと、いろんな需要供給が世の中にはあるんですね…と腐女子が言うのもおこがましいですが。
虚構部分を考慮しても、かなり目のつけどころが大胆で新鮮でした。

もちろん、両想いになったその後の二人のラブラブっぷりも見ることができるのも大満足なポイント。すごく愛し合ってるのは伝わってくるのですが、妙にズレたところもある二人の言動や行動がおかしくてカワイイのです。泰斗は、初心で研究一筋の理系だったせいか自分の気持ちを表すのがとてもヘタクソです。好きとか、寂しいから会いたいとか面と向かって将吾に言うことができず、開発中のラブドールが発端で、逆に彼から疑われて嫉妬されるハメに。
真面目な泰斗ゆえの臆病さが裏目に出てしまうところが彼らしいのです。それも、知らず知らずにHな方向に突っ走ってるのがかわいくて面白くて笑えます。まさに天然。

一方の将吾もクールな大人に見えて、愛する泰斗のこととなると途端に大人げなくなるのが、ものすごいギャップ萌え。
前作も今回も泰斗視点なので、非の打ち所がないカッコいい将吾として描かれているのですが、秘書の浦上さん情報ではとんでもないヘタレ加減だし、「幸福な朝」では将吾視点で胸中が告白されていて、読んでる間中失笑抑えきれませんでした…心が狭すぎる！

エロ面では、相変わらず甘くて濃厚ラブのHです。お仕置きHもあったりするのですが、その程度？と少し思いつつ、愛情は充分すぎるほどだったので私的には満足。あのラブドールに関しては、将吾的には不満そうでしたが、もったいない？ので是非再登場願ってハードルをあげて、もう一仕事してもらいたいです。