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免疫の反逆 自己免疫疾患はなぜ急増しているか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
| 発売年月日 | 2012/03/03 |
| JAN | 9784478013380 |

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免疫の反逆
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
ページ数はあるが、軽い読み物を読むようにあっさり読み終えることができる。 たとえ医療従事者が書くものであっても、どうしても一視点に過ぎず何らかの偏りや無意識的な脚色等が混ざるので鵜呑みはよくない。 この本も、意図はわかるが首をかしげたくなる用語の使い方や内容が書かれていたので、鵜...
ページ数はあるが、軽い読み物を読むようにあっさり読み終えることができる。 たとえ医療従事者が書くものであっても、どうしても一視点に過ぎず何らかの偏りや無意識的な脚色等が混ざるので鵜呑みはよくない。 この本も、意図はわかるが首をかしげたくなる用語の使い方や内容が書かれていたので、鵜呑みはよくない。この本で知ったことを人に話す前に、きちんと専門書等を複数確認して補強しないと、不安を煽るだけのデマになりかねないと思った。
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自己免疫疾患と言うのはあまり知らなかったがアメリカでは患者数2350万人だそうで作者もその一人である。ちなみに日本では最も多い関節リウマチの患者数が人口の1%程度。 本人が罹患していることも有り語り口はかなり熱く、時々やや暴走気味にも見える。また、化学的な常識からするとっやや疑問...
自己免疫疾患と言うのはあまり知らなかったがアメリカでは患者数2350万人だそうで作者もその一人である。ちなみに日本では最も多い関節リウマチの患者数が人口の1%程度。 本人が罹患していることも有り語り口はかなり熱く、時々やや暴走気味にも見える。また、化学的な常識からするとっやや疑問符がつくところもあったのがノンフィクションとしては少し残念。 疾患の原因は遺伝が30%、環境因が70%と言うのが研究者の推定だそうで本書では化学物質の増加が原因であるといろいろな事例を紹介している。現時点では有力な仮説と言うところで確たる証拠はなさそうなのだが。 あらゆる化学物質が自己免疫疾患の原因の様な書き方なのだが紹介されている中にも元々自然界に存在するものが多い。例えば一時期話題になったダイオキシンも本書にも触れられているが山火事や野焼きなどで増加する。ダイオキシン自体は昔からそこらへんにも有るので、中でも特定のものは毒性が強く、後は摂取する量の問題になる。 天然物がよく、いわゆる化学物質が悪いと言う対立で書かれてるあたり化学屋としては賛成できないところ。天然物も化学物質であることに変わりはなく、あらゆる化学物質、例えば水、酸素なども過剰摂取すると害になる。また物によっては摂取量が少なすぎるのも害になるというのが基本だと思う。しかし、特定の物質が免疫系に対して過剰反応を起こさせやすいと言うのは説得力の高いアイデアなのでもっと研究が進むのを待ちたい。例えば花粉症のかかりやすさがどういう遺伝子やストレスや花粉以外の化学物質と関係するかであれば多くの人が興味を持つだろうし自己免疫疾患もアレルギーも免疫の過剰反応と言うところでは似た様な機構で起こっているはずだから。 医者もなかなか診断が難しいらしいのでこういう疾患が有ると知っておくのは意味が有りそうだ。 ついでに日本での自己免疫疾患の調査は難病情報センターと言うところでやっていた。 http://www.nanbyou.or.jp/
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ひと昔前、環境ホルモンが騒がれていたのを思い出した。PCB、農薬などの化学物質が血液中に蓄積し、自己免疫疾患の原因となっていることは知らなかった。米国では12人に1人が発病しているという。現代人(特にお母さんがた) 必読と思います。読み物としても迫力がありました。 そういえば、...
ひと昔前、環境ホルモンが騒がれていたのを思い出した。PCB、農薬などの化学物質が血液中に蓄積し、自己免疫疾患の原因となっていることは知らなかった。米国では12人に1人が発病しているという。現代人(特にお母さんがた) 必読と思います。読み物としても迫力がありました。 そういえば、最近はジクロロプロパンと胆管癌の関連も報道されてるし、もっと身の回りの化学物質に注意を払う必要があるかもしれない。
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