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ラブ・ケミストリー 宝島社文庫
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ラブ・ケミストリー 宝島社文庫

喜多喜久【著】

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ラブ・ケミストリー 宝島社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2012/03/06
JAN 9784796688574

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商品レビュー

3.3

113件のお客様レビュー

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2024/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どこで盛り上がりが来るのだろうと思っている内に読み終わってしまった。 結末はあまりにデウス・エクス・マキナ的で読者が置いてけぼり。 コメディも恋愛も合成屋もファンタジーもと詰め込みすぎて全てが薄くなっている印象。 このミス大賞受賞作との事だが、どこがミステリーだったのだろうか……

Posted by ブクログ

2023/12/24

謎はともかく、エンターテイメント性は十分。自分が有機合成をしていた頃を思い出して、必要以上に前のめりになって感情移入してしまった。[more] 本書に限らないけどミスリードを誘うのに GID を隠して使うのは安直に思えてならない。例えていうなら、化学初心者に水素 (と炭素) の省...

謎はともかく、エンターテイメント性は十分。自分が有機合成をしていた頃を思い出して、必要以上に前のめりになって感情移入してしまった。[more] 本書に限らないけどミスリードを誘うのに GID を隠して使うのは安直に思えてならない。例えていうなら、化学初心者に水素 (と炭素) の省略を教えずに構造式から分子量を計算させるようなものではないか?

Posted by ブクログ

2023/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んだことあったはずなんだけども、記録にはなかった。そしてなんとなくだけど覚えてたような、そうでもないような。 解説者によると、これはゆるふわラブコメディとのことなのだが、ゆるふわでもコメディでもない気がするんだよぁ。ミステリーではないという理由でこのミスの大賞はとれなかったらしいのだけれど、確かにミステリーでないことがある種のゆるさにつながっているけど、それをゆるふわとカテゴライズするのは、ちょっと違うも気もする。 化学探偵シリーズががっつり理系ミステリーであることに比べると、この作品にはファンタジー要素がけっこうあるし、ゆるふわになりやすいのかもしれないけど、どちらかというと化学探偵の方がゆるふわラブコメディと言える気がする。ゆるさはどこかに引き締めの要素がないと活きない気がするんだけども、今回の作品にはそうした部分があまり多くはない。タイムリミットがあるとか、誰か死ぬ運命にあるとか、何かを得るためには何かを捨てなければならないといった要素がゆるさを引き立てるものにはなっていない。それはおそらく、作者がそもそもゆるふわを狙ってないからだと思う。 つまるところ、これをゆるふわと評するからそうした違和感につながってしまう気がしてならない。 さらにはコメディでもないような。東大生をデフォルメすると、あんな感じになるかと言われたら、さすがに無理がある。 今回の作品はシンプルにファンタジーで良いのではないだろうか。死神っぽいキャラがいて、オタクキャラがいて、容姿的には冴えない主人公に比される容姿端麗な友人がいて、ヒロインたる美女がいて。主人公が秘めたる力を持ってるといった三幕構成的な展開でもあるし。 ただ、ミステリーではないという大きなくくりについては同意(笑)。

Posted by ブクログ

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