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枝分かれ 自然が創り出す美しいパターン
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枝分かれ 自然が創り出す美しいパターン

フィリップボール【著】, 桃井緑美子【訳】

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枝分かれ 自然が創り出す美しいパターン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2012/02/24
JAN 9784152092786

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商品レビュー

4.6

7件のお客様レビュー

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2019/11/03

2作目の「流れ」を飛ばして読んでしまったが、3部作に対するエピローグもあるため順番に読むのがオススメ。最後までフィリップ・ボールの慎重な姿勢が印象的で、万物の理論も含めて単一の考え方で全体を供述できることはできないとのスタンス。 最後の章でスモールネットワークについて論じるが、こ...

2作目の「流れ」を飛ばして読んでしまったが、3部作に対するエピローグもあるため順番に読むのがオススメ。最後までフィリップ・ボールの慎重な姿勢が印象的で、万物の理論も含めて単一の考え方で全体を供述できることはできないとのスタンス。 最後の章でスモールネットワークについて論じるが、ここでも統一化や結論は慎重だった。法則性を見つけて受け入れてしまう習性を克服しているのか。 平衡とカオスの間で、様々なパラメーターが偶然に組み合わさって複雑なパターンが生じるというのが3部作全体に共通しているイメージだが難解な内容。 分子レベルで六角対称の構造を持つことが氷や雪の結晶の根本となっているとの紹介だが、なぜ原子や分子がその構造を取るのかについての考察も欲しかった。完全対称となる雪の結晶の謎は未だに未解明とのことで、この分野の難易度を思わせる。フラクタル次元の概念も直感的に想像が難しく感じた。 最後の最後にジェインズの最大エントロピー原理をもとにした生命感の紹介をしている点は、多くの読者の心を惹くテーマであるかと思われるが、もっと尺があってもよかったかも。3部作の一番最初に、生命と非生命の痕跡を見分ける難しさからスタートしたことを思い出した

Posted by ブクログ

2019/03/21

この三部作の基本的なテーマは、多様な生物の形態や自然の物理現象に通底して見られる視覚的または時間的パターンの生成について、主に物理学的・化学的観点から、さまざまな理論や仮説や人物の業績を紹介しながら説明していくというもの。 第一作『かたち』では、生物の形態の由来に物理法則や数学...

この三部作の基本的なテーマは、多様な生物の形態や自然の物理現象に通底して見られる視覚的または時間的パターンの生成について、主に物理学的・化学的観点から、さまざまな理論や仮説や人物の業績を紹介しながら説明していくというもの。 第一作『かたち』では、生物の形態の由来に物理法則や数学的根拠を求めたダーシー・トムソンの文章をたびたび引用しながら、シマウマやヒョウの模様、貝殻の模様、蜂やシロアリの巣の形、植物の葉や花の付き方について等々、様々なもののパターンの生成の謎を探っていく。 私は生物学に関しては基礎的なことはいろいろ学んでいて、生物の設計図である遺伝子に沿って生物が発生・成長することは知っているし、遺伝子→生物個体の「→」の部分(主に発生学的研究)に未知なことがまだまだたくさんあることもなんとなく知ってるけど、この「→」の部分が具体的にどうなっているのか、どれほどの知見が明らかになったのか、ほとんど知らなかったし知ろうともしていなかった。知ってたのはホメオボックスのことくらいだ。 このシリーズでその部分に関する(主に物理学的・化学的な)いろいろなアプローチを見て、生物学の教科書的知識であるDNAのセントラルドグマからタンパク質が作られて各組織が動いて生物が生きているという単純な見方だけでない生命のとらえ方を知って感動を覚えた。

Posted by ブクログ

2015/08/12

私にはまだ理解は難しいが、病に侵されたとき、手にしたくなる一冊であるように思えた。とくに雪花については、のちにゆっくり読み直したい。

Posted by ブクログ

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