大学生がえがく脱原発の未来マニュアル 検証！自然エネルギーのチカラ

フェリス女学院大学エコキャンパス研究会【編】

• 販売会社／発売会社: 東京新聞
• 発売年月日: 2012/02/22
• JAN: 9784808309572

商品レビュー

2012/07/31

今こそ問われるマスコミ・メディアの原発に対する姿勢

次の本の列挙は書名に原発そして出版社名に何々新聞と打ち込んで検索したものです。

東京新聞社は、本書と
『3.11の衝撃 震災・原発 特報部は伝えた 』(東京新聞特報部)
『原発とは結局なんだったのか いま福島で生きる意味 』(清水修二)

朝日新聞社は
『震度6強が原発を襲った 』(朝日取材班)
『原発のどこが危険か 世界の事故と福島原発 』( 桜井淳)
『日本の原発、どこで間違えたのか 復刻原発への警鐘』( 内橋克人 )
『原発事故 残留汚染の危険性 われわれの健康は守られるのか 』(武田邦彦)
『大津波と原発 』 (中沢新一 内田樹 平川克)
『福島原発メルトダウン』(広瀬隆)
『生かされなかった教訓 巨大地震が原発を襲った 』(朝日取材班)
『ルポ東京電力 原発危機1カ月』(奥山俊宏 )
『福島原発の闇 原発下請け労働者の現実 』(堀江邦夫 水木しげる)
『原発破局を阻止せよ! 』(広瀬隆)
『震災と原発　国家の過ち 文学で読み解く3・11 』(外岡秀俊)
『震災1年全記録 大津波 原発事故 復興への歩み 』(朝日)
『福島原発の真実 最高幹部の独白 』(今西憲之 週刊朝日編集部
『生きる 原発避難民の見つめる未来』(朝日特別取材班)
『原発難民の詩 帰れぬ我が家に花は咲いたか 』(佐藤紫華子)

毎日新聞社は
『いま原発で何が起きているのか 原発震災の100日 特別報道写真・解説集 東日本大震災 第2集 』
(全国新聞社出版協議会 静岡新聞社)
『原発文化人50人斬り』( 佐高信)
『フクシマ元年 原発震災全記録』( 豊田直巳)

読売新聞社は
ゼロ=何もなし

他社出版や異なる書名は考慮していませんが、いかに原発への取り組み方が違うのかと驚くばかりです。

さらに報道面で7月17日の朝刊では、東京新聞は１面の題字脇に縦３段で横幅一杯にカラー写真で「さよなら原発　17万人集う　酷暑の中　最大規模」と大集会のニュースを大きく掲載しているのに比べて、毎日が左肩に同じニュースを載せたほかは朝日・読売・日経・産経の4紙共が１面には載せていません。
何故こういう違いが出てくるのか納得がいきません。大飯原発再稼働の政府に向けた17万人抗議行動を正しく全面的に伝えることは新聞の使命ではないのですか！