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あなた ランドセルブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
| 発売年月日 | 2012/03/16 |
| JAN | 9784834027112 |
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
今度は同じ『あなた』でも、わたしの見方や捉え方によって、たくさんいる『あなた』はそれぞれが千変万化していくことから、たくさんのあなたが『わたし』をどう捉えているのかを教えてくれた、『わたし』とは対をなす作品となっているようで、それは扉絵のシルエットや友達の名前がさっちゃんである...
今度は同じ『あなた』でも、わたしの見方や捉え方によって、たくさんいる『あなた』はそれぞれが千変万化していくことから、たくさんのあなたが『わたし』をどう捉えているのかを教えてくれた、『わたし』とは対をなす作品となっているようで、それは扉絵のシルエットや友達の名前がさっちゃんであることといった、お互いの作品の共通点からも感じられた。 ただ、大人が読んでもユーモラスな味わいがあった『わたし』と比べると、本書はより子どもの知りたいことに向けて特化した内容となっているのがいちばんの違いであり、それは本書が『人とのつながりを考える』テーマで、小学1、2年生の好奇心を広げ感受性を豊かにする狙いがある「ランドセルブックス」の1冊であることからも明らかだと思う。 そんな訳で詩集とは異なり、谷川俊太郎さんの文章は普遍的な内容をとても分かりやすく書いており、そこではたくさんいるあなたの中でも、たった1人しか存在しない特別なあなたもいて、特別だからこそ抱いてしまう小学生ならではの、『あなた』だけはわたしと同じ気持ちでいてほしいという、そうした思いの直向きさが大人の私には胸に迫るものがあり、更に長新太さんの絵の変に手を加えない率直さが、谷川さんの文章をより引き立たせているようで、それが子どもたちの繊細な心に寄り添ってくれる温かさとなっているのが印象的で、特に最後の終わり方にはグッとくるものがあった。 そうした小学生向けと思われる本書に於いて、実は私自身ハッとさせられたことが、ひとつだけあった。 今はさすがにそうした考えを抱くことはないものの、それなりに年齢を重ねていたある頃まで、私は一人だけで生きていけると信じていた、いや言いたいことと微妙に異なるな、「誰の力も借りずに生きていけると信じていた頃がある」と書くのが、最も言いたいことと近いのかもしれない。 それは私自身、過去に色々あったことや、ずっとひとりぼっちでいたことに加え、そもそも人の力なんか借りたくないと思うことで自分自身を勇気付けていたこともあり、それは好きな本だって自分で探して読むことができるし、そこから自分だけの力で知識を得て生きていけると愚かにも信じていた時期があった、そんな当時の私には、きっと下記の本書の文章すら疑っていたのであろう。 『わたしは ひとりでは いきていけない たくさんの 「あなた」に であって わたしは わたしになる』 しかし、それは確かなことなのだということを、例えば本書を読んでとても感銘を受けた時点で、既にたくさんの『あなた』のお陰で私は生きていることを知ることになるのである。 『ひとりで いるときも わたしの まわりには みえない 「あなた」が いっぱいいる』 『このぶんを かいたひと このえを かいたひと このかみを つくったひと このページを いんさつしたひと このほんを うったひと このほんを かってくれた おとうさん』 上記の文章は、本書の「わたし」の視点によるものなので当時の大人であった私とは異なる部分もあるけれど、それでも本書が生きていく糧になるのであるのならば、間違いなく、文を書いた人と絵を描いた人と紙を作った人と印刷した人と本を貸してくれた人のお陰で、私は生きているということになるし、こうして客観的視点で見ることで、確かに私は『たくさんの「あなた」に出会って、わたしはわたしになる』ということを、改めて思い知ったわけである。 そして、そんな思いに身を馳せていると、私は一人のようで実は一人ではないんだなということが確定的であることを、谷川さんから教えられた嬉しさというか、それは本書の『ひとりの わたしと たくさんの あなたで わたしたち』という文章からも感じられた、『わたし』と『あなた』という言葉の、不思議で密接な関係性とも繋がっていることが、また詩人の彼とも繋がっているような興味深さがあって、やはりこの方は只者ではないなということを、小学生向けの絵本から実感させられるとは思いも寄らなかった。
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谷川俊太郎・長新太のコンビなので、内容はもう保証されたようなもの。なのだが、それはこちらが大人だからではないかとも思う。子どもはどう感じるのかな。
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この本でのあなたはお友達を指していることが多いけど、それだけじゃないからなかなかに複雑で難しくてまた読もうと思える本。
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