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数学に魅せられた明治人の生涯 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2012/02/10 |
JAN | 9784480429070 |
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数学に魅せられた明治人の生涯
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数学に魅せられた明治人の生涯
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
この本を読んで、戦中生まれの父を思い出した。 父の趣味は数学。数学はクイズみたいで面白いと言う。自分には面白さが判らない。
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明治から昭和を生き、日清、日露、一次、二次という戦争を体験した庶民の目から見た歴史小説です。 主人公は若い頃から数学、特に「フェルマーの定理」を解くことを頭の片隅に置きながらも、職や戦争に追われなかなか没頭する事ができなかった。 そんな主人公が隠居した後の40年をかけてこの定理...
明治から昭和を生き、日清、日露、一次、二次という戦争を体験した庶民の目から見た歴史小説です。 主人公は若い頃から数学、特に「フェルマーの定理」を解くことを頭の片隅に置きながらも、職や戦争に追われなかなか没頭する事ができなかった。 そんな主人公が隠居した後の40年をかけてこの定理の証明に没頭した。 周りの制止、専門家からの冷ややかな反応、孤独、挫折、そんな障壁を抱えながら、人類が300年以上も解く事のできなかった難問になぜこの老人が挑んだのか!? この小説を最後まで読んだときにこの挑戦の意味が僕にもわかった気がしました。 具体的な理由は読んでみて各々が感じ取る事なんですが、戦争に対する悲哀と自分の世界の大切さを僕は学びました。 題名から数学フィクションを期待して読むと肩透かしを食らうかもしれませんが、それだけに数学に疎い人でも問題なく読める内容だと思います。
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