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商品レビュー

4.1

65件のお客様レビュー

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2025/01/14

流石に十年以上前の本なので、具体的に取り上げられている個々の事例やトピックは古さを感じるものもある。すでに半分風化してしまっている話題もある。 しかし、本書が訴えている事は本質的には決して古びていないし、いまだに力を持って私たちに迫ってくる。オールドマスコミの劣化は益々激しくな...

流石に十年以上前の本なので、具体的に取り上げられている個々の事例やトピックは古さを感じるものもある。すでに半分風化してしまっている話題もある。 しかし、本書が訴えている事は本質的には決して古びていないし、いまだに力を持って私たちに迫ってくる。オールドマスコミの劣化は益々激しくなり、権力に追従しているのではないかとさえ思えることもあるし、SNSに関しても真偽のほどがよく分からない情報も増え、どう理解咀嚼したら良いものか悩むものも多い。 本書が発表された当時より、今の方が何が真実なのか、よりベターなものの見方考えたとはどうあるべきなのかますます分からなくなっている。世の中はその混迷度合いを深くしていると言っても過言ではあるまい。 本書では第三章にてそれに対する答えらしきものを提示している。その意味では本書で述べらている事は力を持って我々に迫ってくる。

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2024/12/20

1%vs99%という話の始まりか。堤未果の描くアメリカの教育改悪は日本の教育を目指しているように思われてならない。自分の頭で考えない従順な労働者を大量生産するというのはまさに日本式教育。 それにしても,1%の顔のなさをイメージしづらいので,無意識のうちに国家単位の思考枠組みに染ま...

1%vs99%という話の始まりか。堤未果の描くアメリカの教育改悪は日本の教育を目指しているように思われてならない。自分の頭で考えない従順な労働者を大量生産するというのはまさに日本式教育。 それにしても,1%の顔のなさをイメージしづらいので,無意識のうちに国家単位の思考枠組みに染まっていることを痛感する。1%は特定の個人ではなくシステムそれ自体のような気がするのだが,実際には実在する大富豪なのだよな。でも,その地位は交換可能なのだとすれば,やはりシステムか。収奪的制度の上に立つ独裁者とはまた違うのだろうとは思うのだが,捉えどころがない。

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2020/10/17

数年前までこの本に書かれているような、政府やマスコミの言うことを鵜呑みにしてきた人間の一人でした。 本書を読むと、思っている以上に世の中には嘘が多いことがわかります。 問題なのは、自分も含めて、多くの人が世の中のことに無関心なことです。自分のところにまで被害が及ぶようになって、初...

数年前までこの本に書かれているような、政府やマスコミの言うことを鵜呑みにしてきた人間の一人でした。 本書を読むと、思っている以上に世の中には嘘が多いことがわかります。 問題なのは、自分も含めて、多くの人が世の中のことに無関心なことです。自分のところにまで被害が及ぶようになって、初めて騙されたと気づく、つくづく愚かだと思います。 特定の国家観を持たない1%の資本家たちのために搾取され続ける世の中の構造、その周辺に取り巻く、政府とマスコミの実態に、もっと多くの人に気づいてほしいものです。 こういった著書によって、世の中にそのことを提起し続けている著者に敬意を表します。

Posted by ブクログ