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13歳からの道徳教科書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 育鵬社/扶桑社 |
発売年月日 | 2012/02/13 |
JAN | 9784594065522 |
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
甥への中学入学祝い。 前書きの渡辺昇一さんの「子供はいい話、感動的な話が好きです。」というのは同感。もちろん個人の好みはあるだろうけど、基本はそうだと感じます。 偉人の伝記とかはいいと思うんですよね。とくに子供のうちは心に残るものです。大人になってからだと裏話とかを知ってスれてく...
甥への中学入学祝い。 前書きの渡辺昇一さんの「子供はいい話、感動的な話が好きです。」というのは同感。もちろん個人の好みはあるだろうけど、基本はそうだと感じます。 偉人の伝記とかはいいと思うんですよね。とくに子供のうちは心に残るものです。大人になってからだと裏話とかを知ってスれてくるから。 神話や伝説、小説としては「最後の一葉」が収録されていますが、努力と感動の実話が中心。ソニーや町工場、マザーテレサに上杉鷹山。奇跡のリンゴに天皇の祭祀など…日本が中心ですが世界の話を集めています。親が子に、先生が生徒に、大人が子供たちに伝えたい、心の柱に、道しるべになるような話ばかりです。 後書きの貝塚茂樹さんが触れているように、私も「道徳の時間に何をやったか覚えていない」です。まずい教育だったのか、私の記憶力が悪いのか…。 神話や伝説などはもちろん教えられなかったので、美智子様の講演「橋をかける」ではぎくりとしました。自分でもそう感じてたから、子供たちには同じ轍を踏んでほしくなくて神話や名作童話なんか薦めてたもので。 私は草柳大蔵さんの「私が二四歳のときにかいた恥」とビートたけしの「オフクロへの小遣い」が印象に残ります。子供たちには、最初のページから全部読まなくてもいい。押しつけではなく、なにかひとつでも自分の心に残る話を見つけてもらえれば嬉しいです。
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道徳の授業のイメージは、苦痛。つまらない。本を読んで、感想を書いて、先生の話を聞いて終わり。感想はなんとなく、これが正解かなと思って書いていた気がする。 この本はいいですね。それは私が大人になったからかもしれないけど、誠実さ、謙虚さ、日本人として持っている心、シンプルに、大切なことだときちんと伝わってきます。社会は不平等さを持っていて、成功した者が勝ち、過程よりも結果、確かにビジネスはそうなのかもしれない。それでも、努力のない成功はないし、お金を稼ぐというような成功ではなく社会起業家のような価値ある仕事もある。そういう土台を築くのは、徳育なんだと思う。 この本のいいところは、ノンフィクションだということ。こんな人がいました、こんなことを言いましたというシンプルな文章。押し付けがましさがない。自然と、この人のことを知りたいと思い、さらなる学びにつながる。それが子どもに将来を考えさせることにつながるのかなと思います。 他者がいなければ、生きていけないし、自分自信が何者なのか把握することもできない。家族・社会との結びつきが希薄と言われるいま、私たちとつながる歴史上の人物や、有名人なども、他者としてどう向き合うか考えることで、自分自身の人生を考えるヒントになる。他者も自分も大切に人間に、まず私がなりたいと思います。
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小学生の頃、国語の教科書より道徳の教科書の方が好きでした。読み物として面白かったからです。 今、道徳教育は廃れていますが、やっばり必要なのでは、と思い直しました。 感動しなければならない、良いこととは何ぞやということを押しつけられているような気がして「道徳」に対して疑問を持っていた時期もありましたが、この本を読んで、何かを感じること、考えることを教えるのは大事なことで、そのための「道徳」なのだと思いました。 どれも心に残る話ばかりですが、特に藤沢周平氏の『村に来た人たち』、『葬式ごっこ』-八年後の証言-『米百俵』は考えさせられる話でした。 子どもの道徳の教科書を今度のぞいてみようと思いました(笑)
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