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恋ちゃんはじめての看取り おおばあちゃんの死と向きあう いのちつぐ「みとりびと」1
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 農山漁村文化協会 |
| 発売年月日 | 2012/01/27 |
| JAN | 9784540112652 |
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恋ちゃんはじめての看取り
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恋ちゃんはじめての看取り
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商品レビュー
4.5
11件のお客様レビュー
こうやってみんなで旅立ちを見送るのが理想的だな。生まれて死ぬこと。人の一生とは何か。死に立ち会うことは残された生きる人に大きなものを投げかける。旅立つ人からの最後の贈り物なのかもしれないな。死に向き合った恋ちゃんをきっとこれからもおおおばあちゃんが支えてくれる。
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前の夜おそく、小学5年生の恋(れん)さんの“おおばあちゃん”(曾祖母)は静かに息を引き取った。翌朝そのことを知らされた恋さんは、目を閉じたおおばあちゃんと対面する- この写真集では、無言のおおばあちゃんに向き合う恋さんの言葉にならない表情が、実に豊かで多くを物語っているのが読み...
前の夜おそく、小学5年生の恋(れん)さんの“おおばあちゃん”(曾祖母)は静かに息を引き取った。翌朝そのことを知らされた恋さんは、目を閉じたおおばあちゃんと対面する- この写真集では、無言のおおばあちゃんに向き合う恋さんの言葉にならない表情が、実に豊かで多くを物語っているのが読み取れる。 しかし大人である私はもう1つの点に注目した。それは恋さんの両親やおばあちゃんといった大人も、彼女に並ぶくらいに豊かな感情を表出しておおばあちゃんに接しているのが写されていることだ。 私はそれらを見て、恋さんがなぜ臨終を迎えたおおばあちゃんにあんなに落ち着いて、優しく、初めての看取りにも臆することなく接していたのかが理解できた。 恋さんが自然な看取りを身につけるための心の栄養のもとになっていたのは、まわりの大人たちだと思う。言い換えると、両親やおばあちゃんやおおばあちゃんが彼女の成長をみんなで暖かく感情豊かに見守ってきたおかげだ。 だからこの写真集は看取りの1日だけしか記録されていないけれども、それまでのこの大家族の歩みが凝縮されて写し出されている。 また、まわりの大人たちが普段から恋さんを一人の個性をもつ人間として尊重していたのだろうな、とも思った。夜中のおおばあちゃんの今わの際に、あえて寝ている恋さんを起こさず、朝起きてから看取りをさせたのは、おおばあちゃんだけでなく彼女の日常も大切にする家族の思いやりだと感じた。 つまり、子どもの心の成長を願うならば、看取りが近づいてから考えるのでは遅く、日常から大人自身が心豊かに、そして言外の思いやりを伝える力を身につけていなければいけないってこと。 その大人の姿勢が普段の生活の積み重ねの中で少しずつだけど自然に子どもに伝わることで、恋さんのように、はじめての看取りでも物故者に礼儀と愛情と尊敬をもって向き合うことができるようになるのだろう。 子どもがリアルな死に対して無理解なのは、ゲームの影響だけではない。まわりの大人が日常から心豊かで、かつ言外の思いやりを子どもに伝えられる生活をせず、子どもの心の成長の栄養となりえていないからだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おばあちゃんを看取る小学生、故郷の自宅で最期を迎えたおばあちゃん、在宅医療を支える医師の営みなどを通して看取りの現場の写真集です。 あふれんばかりの生命力と愛情―「いのちのバトン」をしっかりとリレーした、あたたかな看取りの世界、人の絆を臨場感豊かに描かれ、話し声や笑い声が聞こえてきそうな気がします。生と死は切り離されたものではなく、死は日常の延長にあるものだということに気が付きます。そして死はけして終わりではなく、私たちはみんな誰かの「いのちのバトン」を受け取り、いずれはそのバトンを誰かに渡していくのだと思います。
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