ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム
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ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム

古屋晋一【著】

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ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 2012/01/23
JAN 9784393935637

ピアニストの脳を科学する

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2024/07/30

ピアニストがピアノを弾いてる時にどんな筋肉や脳をどのような動きになるのか研究した本。著者は学生の頃までプロのピアニストになるレベルでピアノを弾いていた人なので、筋肉や脳科学サイドだけでなく、ピアノや音楽サイドの言葉も齟齬なく使用できていると思う。特に、ピアニストと音楽家も区別して...

ピアニストがピアノを弾いてる時にどんな筋肉や脳をどのような動きになるのか研究した本。著者は学生の頃までプロのピアニストになるレベルでピアノを弾いていた人なので、筋肉や脳科学サイドだけでなく、ピアノや音楽サイドの言葉も齟齬なく使用できていると思う。特に、ピアニストと音楽家も区別して記載している事例もあり、ミュージシャンの中でも如何にピアノ弾きが特殊か、ここでもうかがい知ることができる。 長年のピアノの訓練のない人とある人では筋肉の動かし方や脳の活性箇所・パターンが違うなど、様々な事例がある。だけど別に筋肉の使い方なんてピアノ教室で習う人はいないと思う(指で弾くんじゃなくて腕で弾くんだよ、くらいなら言われるが)。弾く側は、例えばタッチを変えて音色を変えるということは体感でわかっているとは思うが、科学的なデータが今までなかったがために説明されてなかった(無かったことにされていた)のが、実験によりエビデンス化されてやっと仕組化された、という事例もある。なんとなく、芸術を科学で説明するのはタブーみたいな感じがするのだが、スポーツと同じように、ピアノを弾くときも理屈で筋肉の使い方とかを知れたら、ピアノを嫌いになる前に楽しく弾けるようになるんじゃないか。 個人的には昔経験したスランプって、もしやフォーカルジストニアか!?ということがわかったのが一番の発見。ピアノは幼少から現在まで趣味レベルで弾き続け、中学は吹奏楽部でホルン、高校は打楽器、大学は尺八、社会人でジャズのウッドベースをやっているという楽器経歴があるが、急に思うように演奏できなくなった経験があるのは中学のホルンだけ。確かに、この中では一日あたりの練習時間は一番長かったときだし、あまり多くの種類の曲を演奏しなかったので自ずと反復練習になっていたし、まさに要件に当てはまる。口周りの筋肉がうまく動かせないという症状も一致。結局その状態が改善しないままそれなりの演奏でコンクールを終えたのだが、この先何の楽器をやっても、練習すればするほど完成には程遠くなるというあの経験に遭遇するのだろうかと恐怖していた、あの絶望は今でも忘れられない…というわけでもなく、そんなことあのあと一切なかったので、この本を読むまですっかり忘れていた。多分、中学の頃って人生で一番最悪な時期だったので精神的な原因もあっただろう。しかしそんな一般的な事例としてあるのであれば、せめてそういう情報にすぐアクセスできればなぁ…昔はネットがなかったから仕方がないけど。

Posted by ブクログ

2024/05/06

ピアニストとそうでない人の脳の違いについて分析されているのですが、どのような訓練がピアニストの脳を発達させるのかという点をもっと知りたいと思いました。

Posted by ブクログ

2023/12/10

第106回アワヒニビブリオバトル テーマ「音楽」で紹介された本です。ハイブリッド開催。@水野ゼミの本屋 2023.12.5

Posted by ブクログ

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