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服従の心理 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2012/01/10 |
JAN | 9784309463698 |
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服従の心理
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商品レビュー
4.4
43件のお客様レビュー
そう言われてみれば、組織に属している限りはその安寧と引き換えに、何かを預けている気がしないでもない。 それは、主体性だったりするのかもしれない。 そりゃそうだ。会社員がいちいち会社の方針を批判したところで、何も変わらないし、仕事が進まない。 だったらサラリーマンなんかやめて、起業...
そう言われてみれば、組織に属している限りはその安寧と引き換えに、何かを預けている気がしないでもない。 それは、主体性だったりするのかもしれない。 そりゃそうだ。会社員がいちいち会社の方針を批判したところで、何も変わらないし、仕事が進まない。 だったらサラリーマンなんかやめて、起業すればいい。 服従なんてまっぴらごめんだわ。 ん? えー⁈ めんどくぜーな。それ。 ちゃうちゃう。 権威が正しい権威たるように、ちゃんと“服従”できるように、組織員がそれぞれの役割に応じて、主体的に、そして有機的に機能することこそが重要なんではないか、それが組織を健全にし、ナチスやその他もろもろの悪の組織に陥らないようにすることでっせ、とこの本を読んで思いました、と。 がしかし、クソみたいな会社に文句言いながら居続けるのも、もう疲れたな。。。
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ミルグラム実験については名前しか知らなかったが、近所の書店のフェアで表に出ていて気になったので購入して読んでみた。気持ちの良い話ではないが、とても興味深くて自分の場合はどうだろうかと考えさせられる本だった。 権威に服従するモードに入ると普段のその人がするとは思えないような残酷な...
ミルグラム実験については名前しか知らなかったが、近所の書店のフェアで表に出ていて気になったので購入して読んでみた。気持ちの良い話ではないが、とても興味深くて自分の場合はどうだろうかと考えさせられる本だった。 権威に服従するモードに入ると普段のその人がするとは思えないような残酷な行為でも命令に従って実行できてしまうという心理学実験。権威に服従するというとナチスなどを思い浮かべやすいが、学校で起きるいじめとかでも同じようなことが起きていると思うと、明確な命令がなくても容易に服従してしまうのではないかという気がする。訳者あとがきの批判にあったように人間は残虐性を社会規範という権威によって抑えるようにしているだけなのかもしれない。 集団を作って生きていく上では服従の全てが悪というわけでもないが、会社でも、社会でも、自分が自律して行動できているのかどうか、服従モードに入っていないか、自分に問うていきたいと思った。
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異常に興味深い。 組織で言われる主体性が必要だ云々という話を前提からひっくり返す話でもある。 そもそも人は権威に従属するものであり、そういった進化を辿ってきている。 それは進化の過程で必須の要素であり、進化を経て強化された。 自律モードと、組織モードがあり、組織モードを「エージ...
異常に興味深い。 組織で言われる主体性が必要だ云々という話を前提からひっくり返す話でもある。 そもそも人は権威に従属するものであり、そういった進化を辿ってきている。 それは進化の過程で必須の要素であり、進化を経て強化された。 自律モードと、組織モードがあり、組織モードを「エージェント状態」と言い、 自身の価値観に関わらず盲信的に権威に従ってしまう状態で、これは社会的な動物としての生存有利性から発生していると。 一方道徳心・良心などといった個人に属するもの(と筆者はいい、訳者はそれも社会的な権威であるというし、それが正しいと思う)は、2次的なものになると。 訳者が権威をそもそも定義していないという話はその通りで,自身の感覚も含めると、権威とは「自分が知らないもっと上段の崇高な目的を知っていて状況に合わせて正しい判断ができる。またイレギュラーな決断においても責任が取れる」ということのみであり、単純に白衣を着てればおkということでもないと思う。 かなり示唆深いし、とくに「エージェント状態」の言語化は俊逸以外の何者でもない。
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