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わたしの山の精霊ものがたり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | さ・え・ら書房 |
発売年月日 | 2011/12/22 |
JAN | 9784378014944 |
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わたしの山の精霊ものがたり
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
山の神、霞の巨人!尊敬され恐れられる強大で意外と律儀でお人好しな山の誰かさん、その名はリューべツァール!!彼にまつわる物語をまとめた童話集だ。そのあり方や動きには日本でのカミ信仰にも似たものがありなんだか親近感を覚える。 正直ヨーロッパにはキリスト教の影響が強いためにこうした...
山の神、霞の巨人!尊敬され恐れられる強大で意外と律儀でお人好しな山の誰かさん、その名はリューべツァール!!彼にまつわる物語をまとめた童話集だ。そのあり方や動きには日本でのカミ信仰にも似たものがありなんだか親近感を覚える。 正直ヨーロッパにはキリスト教の影響が強いためにこうした民話はあまりないのではと思っていたが、ここで書かれるのはそのような世界でも信仰を失わない古き神、その姿だ!人々を時に助け時に罰する荒々しくも高貴に書かれる神の性格と、時には精霊ではなく神と呼ばれる描写に人々にとっての彼の存在の大きさが窺える。司祭のキリスト教の儀式に腹を立てたり、司教や修道士を手助けしたり(リューべツァール自身はキリスト教の慣例がうろ覚えなのもよい、屈したのではなく協力しているのだ)といった部分からもそれが伺える。 とくに印象に残るのがリューべツァールとの遭遇話として、作者の実体験も書いてある部分だ。リューべツァールの王国から引き離され、しかし彼の名を冠した通りに住まうことになった作者に息づく、この山神への敬意と親しみと懐かしさがこの本を書かせたこと、それ自体が山に息づくこの大いなる精霊の姿を浮かび上がらせているのだろう。
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精霊というよりも山の神の物語として、数々の民話に基づくものであろうし、筆者の山に登った実体験もかかれているのでそれは面白い。
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「クラバート」や「大どろぼうホッツェンプロッツ」のプロイスラーの本。子どもの頃のおばあさんから聞いた話が元のなっている。今はすむことのできない故郷に伝わる精霊の話。精霊のすむ山、とても豊かな感じがする。
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