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東京 消える生き物 増える生き物 23区にハヤブサが!?都市に栄える「野生の王国」の実態。 メディアファクトリー新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2011/12/24 |
JAN | 9784840143462 |
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東京 消える生き物 増える生き物
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年刊。東京を定点観測地とし、そこで生きる生物の栄枯盛衰の観点から、現代の都市化がもたらした生態系の変容について検討していく。都市化=水田の破棄=乾燥化というのは見易いが、ビルが数多林立する状況から、立体面で森林と酷似するというのはなかなか気づきにくい着眼(まあ、ロンドン生息のハヤブサの生態を描くドキュメンタリーを見たことはあるが…)。本書の実は、生態系の変容を温暖化という単純・単一な切り口だけで考えるのは不正確ということに気づかせてくれる点(勿論重要ファクターだが)。交通機関発展⇒外来動植物闖入。 これに適合する動物の食性の変化と対応も重要。PS.現在は森林生息型カラスが隆盛。かつ、生態系から隔絶してしまった人間にとっての分解者の位置づけ。だから、大量繁殖が実現している。
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タヌキは昆虫、カキやギンナンなどの木の実、残飯を餌にする。23区だけで1千頭が生息し、練馬、杉並、板橋で多い。タヌキは地上性で、ハクビシンは樹上性。
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自然とは何か?環境とは何か?生物があるときは出現し、あるときは消え去る不思議。様々な要因が絡み合うので一概には言えない。自然とともに生きるっていうか、今生きているこの場所も、人間や建物だけじゃなく、色々な生物と共に過ごしているんだなと思うと潔癖性にならないで心が豊かになる気がする...
自然とは何か?環境とは何か?生物があるときは出現し、あるときは消え去る不思議。様々な要因が絡み合うので一概には言えない。自然とともに生きるっていうか、今生きているこの場所も、人間や建物だけじゃなく、色々な生物と共に過ごしているんだなと思うと潔癖性にならないで心が豊かになる気がする。
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