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こうして世界は誤解する ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 英治出版 |
発売年月日 | 2011/12/21 |
JAN | 9784862761163 |
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こうして世界は誤解する
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
なかなか文庫にならないのでハードカバーで購入。 真実の報道などというものが、テレビや新聞の紙面に存在するというナイーヴな考えを持つ人は(2010年代も終盤の今となっては)かなり少ないと思うのだが、自分はそれでもかなり「信頼」はしているような気がする。 本書を読み通すと、その考...
なかなか文庫にならないのでハードカバーで購入。 真実の報道などというものが、テレビや新聞の紙面に存在するというナイーヴな考えを持つ人は(2010年代も終盤の今となっては)かなり少ないと思うのだが、自分はそれでもかなり「信頼」はしているような気がする。 本書を読み通すと、その考えが甘いことに気がつかされる。報道とは「現実をそのまま描写したもの」ではないし、仮にそのように表現できたとしても、あくまで取材者の主観や知識、先入観、宗教観、世界観などなど、その他諸々に支配された「現実」を描写しているものにどれだけ現実を伝える力があるのか、疑問しかない。 メディア経由の現実とは、外国語のようにも感じる。どれだけ外国語に精通していても、その言葉の意味自体にはなかなか近づけない、ものにできているように感じても、あとから誤解混じりの理解だったことに気がつく、というような感じだろうか。 どのようにメディアからの情報に接するかを考えさせられる一冊。
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【由来】 ・「アラブの春」検索から「アラブの春と民主主義」を知り、そのamazon検索で出てきた。 【期待したもの】 ・ニュースによって知らされる海外事情。それも主に戦争や紛争について、自分たちはどこまで誘導されているのか。ずっと抱いているこの辺りの事情について得るところがある...
【由来】 ・「アラブの春」検索から「アラブの春と民主主義」を知り、そのamazon検索で出てきた。 【期待したもの】 ・ニュースによって知らされる海外事情。それも主に戦争や紛争について、自分たちはどこまで誘導されているのか。ずっと抱いているこの辺りの事情について得るところがあるのではないかと。 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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"中東、アフリカにある独裁国家に住む肌感覚やイスラエルとパレスチナの日常を知ることができる。 1998年から2003年にかけてオランダからの特派員としてエジプト、シリア、イスラエルでジャーナリストとして過ごして記事を送り続けていた著者が、伝えきれなかった部分を補ってくれ...
"中東、アフリカにある独裁国家に住む肌感覚やイスラエルとパレスチナの日常を知ることができる。 1998年から2003年にかけてオランダからの特派員としてエジプト、シリア、イスラエルでジャーナリストとして過ごして記事を送り続けていた著者が、伝えきれなかった部分を補ってくれているのが本書だ。 イスラエルとパレスチナの関係も見方ががらりと変わる。見る視点が変わることで、いろんな気づきを得ることができる。 本書を読んで、メディアからの情報を鵜呑みにすることの怖さにも気がつく。 情報を自由に閲覧できて、個人が発信できる日本にいると、独裁国家の日常は想像すらできない。 様々な視点を与えてくれた良書。"
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