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花嫁は十七歳 和彦、桜子を忘れる!? プリズム文庫

若月京子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 オークラ出版
発売年月日 2011/12/22
JAN 9784775517888

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花嫁は十七歳 和彦、桜子を忘れる!?

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2020/05/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 初巻を読んだ直後、続きもあるのを知り、是非読んでみたいと取り寄せ、割と短期間で全巻読了しました。 とても平易な読みやすい文体で、すらすらと読めるところが魅力の一つです。今回は最終話となり、何と和彦が頭をうってしまい記憶退行になり、桜子のことを忘れてしまうという内容。 事故か何かー事件が起きるのかと思いきや、桜子と暮らす自宅であるマンションで酔っ払って昏倒して記憶喪失になる、、、という、いささか拍子抜けするところが何ともこの小説らしい設定だなと(良い意味で)思いました。 最後には当然というべきか、和彦の記憶は元に戻るわけですが、記憶を失っていた間、彼は桜子と同じ17歳に戻っていました。 和彦が記憶を取り戻した時、 ー17歳の和彦との日々は、神様が与えてくれた奇跡。 と、桜子が考えるシーンには、何かじんと切なくなりました。 17歳、28歳、どちらの和彦も和彦に変わりはないけれど、やはり自分たちが知り合ってからの日々をちゃんと憶えてくれている和彦の方が良い。和彦には、ちゃんと想い出を憶えていて欲しいと願う、桜子のいじらしい気持ちには共感できるかな~。 個人的には初巻とこの最終巻がとても良かったと思います。 ただ、これは他の巻を読んだときにも感じたことですが、、 桜子の言動は終始一巻して「女の子」で、男の子らしさを感じさせる部分がまったくありませんでした。 彼女(彼)は本当は男の子なわけで、幾ら生まれたときから女児として育ったとはいえ、そこはやはり「男」でありながら女として生きてゆく上での葛藤とか、「男」としての本音とかがあるわけで。 そういう本音の部分を描いてこそのリアリティなのではないかと感じます。 全巻を通じて、桜子にはまったく男の部分を感じることができず、これは幾ら何でも不自然というか、あり得ないのではと感じました。 この一点がかなり気になるところではありますが、桜子も和彦もとても好感の持てるキャラですし、大好きな物語であることに変わりはありません。 この本を読んで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

Posted by ブクログ

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